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不思議な少年(1) (モーニングKC (772))

価格: ¥720
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
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『物語』を読みたい方へ ★★★★★
時空を超え、姿を変え、人間と共に永遠の孤独を旅する不思議な少年。
1話完結のお話なので何話からでも読めますし、逆に何話から読んでも少年について知ることはできません。
この漫画には特別なハラハラやドキドキはあまりなく(クスッと笑う事はある)むしろ読んでいる最中は「??」状態
読者は少年とその時々の主人公に翻弄されていきます。しかしその「?」が全て意味のある物だったと気付かされる瞬間はまさに珠玉のコマ
あぁ『物語』を読んだなぁ!という気持ちにさせてくれます。
話のそれぞれに深い読後感があるのですがそれがいかに凄いことか。
2010年の現在も漫画は連載中ですが、変わらぬクオリティでまた違う少年の旅を覗く事ができます(^^)
明るい話はあまりなく、考えさせられる哲学的なお話が多いのでゆっくり読み物がしたい気分の時にオススメ
難しい文学書よりも率直に心に響くそんな漫画です
ああうん不思議だね・・・それだけ。 ★★☆☆☆
同居人が持っていたので4巻くらいまで読んだ。だけど途中でどうでもよくなって読むのをやめてしまった。なぜかというとあまり面白くなかったからだが、どこかで読んだような既視感が強いマンガだからでもある。なんというか人間の深い部分に踏み込めていないので心に沁みない。表面だけ撫でたような物足りなさが残る。絵は綺麗で美しいタッチだがどこか読者を突き放しているいるような感じがする・・・そこはは好みの問題かな。
構図の巧さ ★★★★★
当然のようだが、人はプロットだけでは感動しない。 
たとえば、第一話を簡単にまとめると、
「少年は祖父が人殺しで成り上がったことを知りました。でも長じて少年は殺しませんでした。」なのだが、
これだけで感動した人は多分いないだろう。
人が死ぬ、差別に苦しむ、葛藤に打ち勝つ、恋が成就する…プロットにおけるひとつひとつのメインイベントを、
どれだけ読み手の実存的感情(=実感)にまで落とし込めるかというのは、
それを魅せるインターフェースに当たる部分の技術と手腕が多分にものをいうところで、
それが演劇なら、「役者の演技の巧さ」、小説なら、「文体の巧みさ」、映画やTVドラマなら「セットのよさとカメラワーク」、
そして漫画は、「絵の巧さ」ひいては「構図の妙」といったところになる。

そういった意味においこの漫画には最大の賛辞が送られるべき!
絵がうまい!というか構図がもうとってもうまい。卓越した構図とアングルのおかげで、
プロット上のイベントの劇的さが最大限に引き出され、
陰惨な殺しは胸をえぐり、晴れやかな歓喜は涙を誘い、計算された余白が溜息を引き出す。

細分化が止まらない数あるメディア、表現技法の中で、
「漫画にしかできない」「漫画でこそするべき」ことを正しく行っているのだと思わせる。
「不思議な少年」シリーズは、手塚治虫「火の鳥」と比されることが多いようだが、絵だけ取ればこちらの完勝である、と思う。

●第一話「万作と猶治郎」が珠玉。
処女作・第一作には、その作家が今後描き出すすべての要素が詰まっているというが、この第一作もその例に洩れず、「呪われた血」のイメージ、「敗戦」のイメージ、「水を渡る童子」のイメージ、「笛の音」のイメージ、「兄弟の確執」のイメージ、さまざまなものが一挙にこめられていて、濃厚、濃厚、お腹いっぱい。こんな第一話が一番のお気に入りです。

●第二話「エミリーとシャーロット」は、自分が演出上で表現したいテーマと重なった。

●第三話「狐目の寅吉」
ちょっと、大人なら殺していいっていうのが自分的に引っ掛かったけど、構図最高にイイ 


ちなみに、第一巻で少年のデフォルトの表情は、常に含み笑いをしたような笑い目だったのですが、
二巻以降普通に葛藤する存在として、素の表情になっていきます。
私としては、神秘性があって含み笑いデフォルトのほうが好きだった。
メッセージ色の強い漫画 ★★★★★
久々に買った漫画ですが、
今まで読んでいた少年漫画とは全くの別世界です。

価値観が大きく変化する漫画でしょう。
人間への痛切な批判にはハッとさせられます。

不思議な少年 ★★★★★
とても良い作品
漫画のオススメと言われたら絶対これをあげるくらいとても良い!読んだらわかります。一言では語れない作品です。