宮本さんの魅力満載の一冊！　壊れやすくて、すごく綺麗な結晶のような短編集です。
この作品は、桜花寮トリロジーの第二巻目。スワさんが出張っています。
一作目も読んでおくと、一層楽しめること間違い無しです。
きっと宮本さん独得の雰囲気にホロリと来てしまうと思います。

舞台は大学の男子寮。そこで起こるエピソードが描かれています。
絵が美しいのはもちろんですが、話の流れがすごく良い。
特に表題作である「彼の庭に咲く花」が、私は一番好きです。

ＢＬが苦手でない方は、一度読んでみてください。