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HELLSING 6 (ヤングキングコミックス)

価格: ¥520
カテゴリ: コミック
ブランド: 少年画報社
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地獄の始まり始まり・・・。 ★★★★★
前巻で大空爆・大強襲を朗々と行った最後の大隊。
この巻でもういいってくらい思う存分暴れてます(笑)

戦争自体をもはやお楽しみとしてしている吸血鬼兵達の心情を、これでもかこれでもかと押し出している冒頭は、もはや「圧巻」の言葉では済まされない。
「圧倒」、「巨大」とでも言ったほうがいいくらいの、壮絶な勢いがあると思う。
初めて見た人は、多分震えすら感じるかも・・・。
事実、ここまで衝撃的な表現描写は見たことが無いと感じました。

セラスの対空戦も面白い。
いかつい二門砲塔で、ロンドンを空爆した飛行戦艦を撃沈させるシーンは作品を通して名場面。
ゾーン対セラスの死闘も良かった。
というより、ベルナドットが悲しすぎる・・・。

そしてこの巻はインテグラ嬢のセリフが最高に利いている。
「人間をなめるな・・・化け物」
この言葉は、作品全体を通して描かれる「人間美」を象徴する言葉にも思えます。
(余談、『マブラヴ オルタネイティヴ』というゲームに登場する御剣冥夜の「人類をなめるなああ!」というセリフも、おそらくこのインテグラの物を元ネタにしたとも思えます・・・。)

人間は例えか弱くとも、決して吸血鬼に従属したりはしない。
みんな素敵です ★★★★★
「人間でいることに耐えられなかったお前たち」
「人間をなめるなばけものめ」
(6巻本文より)

インテグラのこの言葉に集約されているような、人造吸血鬼たちに対す
る、窮地や瀕死の場にあっても「転ぶ」ことのない不屈さと、「人間
側」の(立場、思想は違えど)それぞれの矜持と生き様を見るような内
容でした。

また、マクスウェル昇格とアーカードの独白を見るに、総じて本作品が
人間(とそうでない者の)業を描いていると同時に人間賛歌でもあると
感じられました。

重厚さを増した画風と息つかせぬ戦闘シーンに、「お嬢とユダの愉快な
仲間たち」と銘打ちたくなるような挿話(?)とヘルシング邸での小休
止的やりとりが、ハラハラほのぼのとさせられる一方、ますます物語と
その展開から目を離せなくしています。

もう一度全巻を通読し、物語世界を見ていきたく思います。

広場で兵士達が輪になって踊っている ★★★★★
「コヨーテ」などでも「兵士たちの狂気と暴力」を描いてきた
平野耕太だが、この巻でついにその魅力が炸裂した。
文字どおりの炸裂だ。

なんといっても圧巻はロンドン上陸に成功したドイツ帝国陸軍の
兵士達のテーマとして、休みの国の「悪魔巣斗禁愚」が描かれるシーン。
平野氏も土方鉄人の『特攻任侠自衛隊』を見たのだろうか?

ここからヘルシング本部での攻防戦にいたるまでの展開は
マンガ史に残る名シーンだと思う。

そしてベルナドット、セラスらの『素敵なセリフ』の数々。
見敵必殺の一冊である。第7巻が今から楽しみ。

真打が出ずとも ★★★★★
アンデルセン神父です。
登場はいつも迫力が御座いますが、今回もイイ!です。
ゆみこ、髪型かわった…?(カールに)
その台詞回しがたまりません。 ★★★★☆
巻が進むごとに確実に絵が洗練されていっているが、やはり自分にとって平野氏の漫画の最大の魅力は、その独特の台詞回しにあります。

単に作者がカッコいいことを登場人物に言わせた、というだけでは、台詞だけが浮いてしまい、こうも読み手を惹きつけることもないでしょう。

イカレたものも含めて、きっちり漫画の世界観に、そして登場人物にフィットし、場面を盛り上げるよう計算されつくした台詞の数々。

それに惹かれて、単行本を買ってるようなもんです。
未読の方も、一度は堪能してください。

この巻でも隊長他、皆さんカッコいい!