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ユング心理学入門

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: 培風館
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:河合隼雄/著 出版社名:培風館 発行年月:1980年 関連キーワード:ユング シンリガク ニユウモン ゆんぐ しんりがく にゆうもん、 バイフウカン バイフウカン 6955 ばいふうかん ばいふうかん 6955、 バイフウカン バイフウカン 6955 ばいふうかん ばいふうかん 6955
まずは基本を ★★★★★
ユングの基本がしっかり学べる一冊。

心理学に携わる者ならユングは基本の基本であるが
その基本を余すところなく網羅できると思います。

ところどころ古い見識はありますが、
歴史をたどりおさえるという意味でも
とりあえず手に置いておきたい一冊だと思います。
「西洋と東洋」の自我の比較を学ぶ。 ★★★★☆
西洋人と東洋人の存在感の概念が違うのに、とても驚き、納得しました。
心理学に興味を持ち始めた21歳の頃、「アイデンティティ(自我同一性)」と「世間体」について考えていた時に出合った本です。

この本で、僕にとって、特に重要なのは11章「東洋と西洋の問題」です。
その中で、p277図17の「西洋人の意識」と「東洋人の意識」の違いが明確に説明されていて、人の意識を、言葉で、図解しながら、読み解かれていることに、凄く、驚いたことを思い出します。

心理学者フロイトの名前しか知らない時、区立の図書館の本棚で出合った河合隼雄の『ユング心理学入門』です。
個々人の精神分析について、フロイトの考え方は優れていると思います。
それ以上に、集合的無意識というユングの考え方に、僕は魅力を感じています。
どこがいいんだろう? ★☆☆☆☆
大昔にこの本を読んだときは、夢分析の解釈の仕方とか、人格タイプの思考、感情、感覚、直感についての説明とか、自分のことを考える良いヒントになったと思っていた。が、しかし十数年ぶりに読んでみると、とても、女性差別的なユング心理学の解釈になってると思った。読んでると、いちいち癪に障る。今の男女平等とか女性の人権とかジェンダーについてもっと研究されていない時代だったのが分かる。アニマ・アニムスの章はとくにそうだ。アニマという永遠の女性像を実際の女性に投影することにより、「女狂い」になり、自分も家族も苦しめるなど、単に現実逃避のため女性依存しているだけの言い訳ではないかと私は思うし、「片目をつぶるだけで男性を奈落に陥れるのは女性だけ」だとか、女性を母親型とか娼婦型とか聖女型だとかで分類している。「娼婦型って何だ?」と思った。ひとりの女性の中にさまざまな側面があって人格のバランスは取れている。セックスアピールを女性からしたら娼婦型になってしまうんだろうか?男性が性的関係を都合よくコントロールしたいだけじゃないのか?なになに型なんて男性に都合のいいラベル貼りをするのは女性にとって迷惑な話だ。娼婦型の人は母親になってはいけないのか?そういう女性には遊女のような人生しかないというのか?また、「男性フェミニスト」に対しても批判的意見が述べられている。母親アニマの次の段階母親代理で留まり、娼婦型アニマとの対決避けている。娼婦型のアニマとの対決とはなんだ?フェミニストの男性は女性との性的な関係が未熟だといいたいのか?分からない。アニマの問題は「他人と深い対等の結つき」の課題を男性に投げかけるという解釈はいい。アニムスについては「そのいわゆる女らしい外的根本態度に対して、(アニムスは)劣等な理論性や強さが集約される」女性は根本的に「女らしい」態度をとるものが正常だといいたいのか?理論的に意見を述べることは女性には根本的に出来ないし、女らしさを損なうので似合わないといいたいのか?。「新聞の意見で身を固めた女性ほど男性に敬遠されるものはあるまい」というが、それは女性に限らないことではないか?「人間の幸福を単純に考えるなら、女性はアニムスの問題に気づかぬ方がはるかに幸福」で「黄金とロバ」に出てくる「プシケ」をあげているが、美しい娘プシケとあるが、クピドはプシケを見ている。「夫のクピドは夜しか来ないし、自分の姿を見てはいけないと命令している。プシケはクピドの姿見ることにする。するとクピドは怒って出て行ってしまう。幸せな生活は終わり」姿を見せないで、夜だけ通ってくる男が夫で女性が幸せだと思っているだろうか?その後プシケの苦難が始まってしまうが、いくた試練を乗り越え最後プシケは神にしてもらえ、クピドと一緒に暮らし本当に幸せになる。いい話だ。ユング自体男女平等な思想の人ではないけど、解釈によってはさらにジェンダーのバイアスがかかった解釈になってる。ユング心理学を知りたかったら、まずユング自伝を読んでユングがどんな人生観を持っていたのかを感じて、ユング心理学を学ぶのかいいと思う。心理学を進めて来たのはほとんど男性で、男性の立場で心理学は進められてしまっている。それが今のカウンセリングの大きな問題点だと思っている。
必読 ★★★★★
ユング心理学のみならず、生きる上で不可欠な「人生への漠然とした理解」を、分かりやすく心に染み入らせる名著。河合先生のお人柄が現れているようで、安心して読めます。
最適なユング入門書。 ★★★★★
入門書というのは難しくてはいけない。
特にユングの場合はユングが書いた本が難解(というか、読者向けに書かれていないような気がする)なため、
他にも多くの入門書がある。

しかし、内容が余りに浅すぎて読み終わってもたいした知識も得られなかったという入門書も少なくない。

その点、この本は簡単すぎない。
一日で軽く読んでしまおう、というレベルの本ではない。
だから、他のどの入門書と比べても、
「しっかりユング心理学を勉強したい人向け」の本と思う。

著者は世界的にも有名な日本のユング心理学の第一人者で、
惜しくも亡くなられてしまった河合先生である。