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エルメスの道 (中公文庫―コミック版)

価格: ¥596
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論新社
Amazon.co.jpで確認
混乱した感じが。 ★★★☆☆
 エルメス製品をつきあい始めたので、少し精神面を理解しようとして買った。
 マンガだから読みやすくていいのだが、あまりにも表面的なプロパガンダの味が強すぎて、ちょっと食傷気味になる。ストーリーは、細部を端折った感じなので、実際醍醐味を感じるまではいかなかった。歴史であれば、もっと細部まで、失敗談やレパートリー・事業全体の発展まで描くべきだし、ケリーやバーキン等の誕生秘話等まで織り込み、ブランドの精神面にまで迫ってほしかった。薄っぺら過ぎて、なんだかきたいはずれもいいところだ。是非この5倍位の量で、再制作してほしい。
 これが社員教育に使われているようなのだが、本当であれば笑止千万である。
ビジネスと心意気について ★★★★★
軽い気持ちで手に取った本だったが、引き込まれた。
ナポレオン後の激動のフランス史の中を泳ぎ抜き、卓越した経営者を輩出し続ける創業家の優れたリーダーシップ、創業以来の「ど根性」を貫くエルメスの硬派な一面を見た気がした。創業家族と職人たちの美学・ユーザーのための妥協のない製品作りに感動。
経営危機に直面したときに職人や業者が3年間支払いを待ってくれた事を知り、あの、あのエルメスにこんな困難な時代があったのかと驚くとともに、信頼される事業のありかたについて考えさせられた。

・・・これってフランス版「プロジェクトX」?!
逆指名の竹宮恵子、エルメスの歴史に迫る秀作。 ★★★★☆
 竹宮恵子はエルメス社から逆指名でこの本を執筆したという。日本戦略の一つとして、漫画での社史の出版を考えた同社は、『乗馬のできる漫画家』を絶対条件に漫画家を探し、竹宮を選んだ。なるほど、池田理代子ほどフランスのイメージはないが、竹宮にもヨーロッパを舞台にした漫画は沢山ある。納得のできばえである。
 そのこだわりの通り、エルメスは馬具のメーカーとしてスタートした。お馴染みのマークも馬車である。よって、この本のクライマックスは、「馬車の時代」から「自動車の時代」に移行するときに、同社が生き残りをかけるところである。そこがなかなか良く描けていると思う。
社史だからしょうがないが、失敗した商品などのエピソードもあると一層リアリティが出たと思う。
 
ブランド物に興味はなくても ★★★★★
 エルメスのすばらしさを実感させてくれる。
それは、何よりも、竹宮恵子(あ、呼び捨てにしてしまった。恐れ多い)の絵の美しさによるものが大きい。

 その絵の美しさは、エルメスの作り出してきた「もの」の美しさだけにとどまらず、その美を作り上げ、世に送り出してきたいろいろなタイプの『職人』たちの生き方のうつくしさも描き出して余りある。

 この企画を持ち込まれたとき、正直大変な決断をしたと、あとがきで作者が書いていたけれども、そうだろうなあ、、、とおもわせる、すばらしい、どこをとっても完璧な本です。

 表紙だけ見ても、このまま誰かにプレゼントしたくなるくらい。

ブランド物に興味はなくても ★★★★★
 エルメスのすばらしさを実感させてくれる。
それは、何よりも、竹宮恵子(あ、呼び捨てにしてしまった。恐れ多い)の絵の美しさによるものが大きい。

 その絵の美しさは、エルメスの作り出してきた「もの」の美しさだけにとどまらず、その美を作り上げ、世に送り出してきたいろいろなタイプの『職人』太刀の行き方のうつくしさも描き出して余りある。

 この企画を持ち込まれたとき、正直大変な決断をしたと、あとがきで作者が書いていたけれども、そうだろうなあ、、、とおもわせる、すばらしい、どこをとっても完璧な本です。

 表紙だけ見ても、このまま誰かにプレゼントしたくなるくらい。