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戦略シナリオ 思考と技術 (Best solution)

価格: ¥2,350
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東洋経済新報社
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good !! ★★★★☆
意思決定をする際の内部環境と外部環境の繋ぎ方を学ぶことができる。
回答が明確に示されており、ケーススタディ初心者には分かりやすい。
本物です。 ★★★★★
私が「経営戦略」という言葉に初めて触れた本です。

実戦的かつ理論的に戦略のための思考方法が書かれています。
筆者が「思考のモラルハザード」と呼ぶ非生産的で無責任な状態には誰もが
陥る可能性があります。

経験則に縛られず、リスクを最小化しながらパフォーマンスを最大化する
道筋をたてる。経営者なら誰もが望むスキルが手に入ります。
素晴らしい本です。

知識から実践へ ★★★★☆
本書では、リスクを避け前例に従う考え方を「オペレーション思考」、むやみに危険を冒す考え方を「ギャンブル思考」と定義した上で、今後成功するためには、リスクを把握し分析した上で、必要に応じリスクをとっていくという「戦略思考」が必要であるとして、前半(第一部)で戦略思考の本質と、戦略思考を身に着けるトレーニング方法を解説している。
同じ筆者による「問題解決プロフェッショナル」を読み、ロジックツリーやMECEのコンセプトは十分理解したが、実践でうまく使えないという人は、本書の第一部を是非読んでほしい。
この本を読むだけで、戦略的な思考ができるようになるわけではないが、本書に書かれていることを参考に、日ごろの仕事に取り組めば、徐々に戦略的思考が身についていくことが期待できる。
後半(第二部)では、第一部で説明された戦略思考をベースに、さまざまなツールを用いて経営戦略を立案していく方法が解説されているが、こちらは類書に比べ本書が特に優れているとは言いがたい。
個人にも、戦略が必要だ!お仕事全般に役立ちます ★★★★☆
大きく2部に分かれます。1部目は、「戦略的な思考方法、分析方法」についての説明です。ロジカルシンキングの説明です。その例として、企業がどのように考えて、このような行動をとったのかの事例、そして演習問題もあります。「ワクワクしながら」とける演習問題です。

2部目は、いよいよ、戦略のつくり方。戦略作成の手順というよりは、戦略を考えるとは、何をどう考えていくのか、3C+3S、バリューチェーン等の「戦略を考える上でのフレームワーク」の紹介、何がポイントになるのか、というような説明の方が中心です。

文章も読みやすいですし、事例や練習問題も、興味深いものです。肩肘はらずに、読める本です。そのかわり、内容は濃かったです。

個人にも、戦略が必要だ!毎日の仕事にも、戦略は必要だ!という視点で書かれています。読むために、特別な前提知識が必要な本ではありませんし、どんな仕事をしていても、参考になることがあるのでは、という印象です。

企業参謀に匹敵する ★★★★★
 現代社会において「戦略思考」の必要性を説く。現状の改良と発展を得意とする「オペレーション思考」は日本人が最も優れた部分だが、今日は、将来が過去現在とまったく異なる激変の時代だ。現状改善では追いつけない。あるとしても、変化に伴うリスクと、責任を負うことを恐れ、結論を先送りにし、計画よりもエクスキューズ(言い訳)を作成するばかり。山一や拓銀が最たる例である。著者はこれを「思考のモラルハザード」と名づけ、非難している。仮に結論を出せたとしても、そこには何のロジックも明確な利益もない。まさに「ギャンブル思考」である。体験したことのない状況から、混乱した果てに出てきた結論に、効果が出せるはずがない。
 リスクを恐れず、しかし最小限にとどめ、利益を得るための効果的プランを練る。これを著者は「戦略思考」と名づけた。本書は戦略思考の核になる『戦略エンジン』を構築するための書である。単なるハウツー本とは違い、読者の思考を根本から変え、自ら考え、実践するプロフェッショナルにすることが目的だ。エンジンという題名も、そうした自分で働きかける機動力を想起させる。
 著者の信条は『実践で使える』だそうで、経営学者の本にありがちな「戦略はこうするべきだ」という観念論はまったくない。実際的に何が必要か、どうしたらよいのか、要点は何か、間違えやすいところはどこか、すべての具体性を網羅している。我々が目指すべき理念も解説されているが、これまた具体的だ。要約すると1、責任を誠に理解し、具体的結論を出す。2、ロジックにより問題の構造を洞察する。3、リスクを適度に押さえ、チャンスを目指す。この3つだ。
 とにかくシンプルで具体的。誰でも理解できるし、すぐ実践できる。そして、何度読んでも面白い。戦略思考の理念は、現代人の羅針盤になり得る。著者はマッキンゼーに勤務していたそうで、かの天才コンサルタント、大前研一氏の遺伝子を確実に受け継いでいる。本書が名著『企業参謀』に匹敵することは間違いない。それから、同じ遺伝子を受け継いだ後正武氏の著書にも注目したい。
 名著である。