インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

職場いじめ―あなたの上司はなぜキレる (平凡社新書)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 平凡社
Amazon.co.jpで確認
学級崩壊から職場崩壊に。 ★★★★★
パワーハラスメントについて、その実態と深刻さ、対処方法について経験を踏まえて書かれている良書だと思います。職場いじめとパワーハラスメントを違うものとして捉えておられると対処を間違えます。ここはお気をつけになられるべきかと思いました。以前に「学級崩壊」という中学校が壊れ始めている様子が報告され話題になりましたが、その時に、いずれこのことは企業さらに社会に及ぶであろうことが書かれていました。まさに今現実となってきたと思われます。職場崩壊が起きていることを自分自身も実感できます。被害に会われている方は、相談できる場所があれば支えになると思います。自分を責める場合があるかと思いますが、今のパワハラはそういう次元ではなくなっています。悩んでおられる方には、とても参考になると思います。
職場いじめの対処法がよくわかる指南書 ★★★★★
自分自身もかつて、職場でこの本に出てくるようないじめや嫌がらせに
あったので素直に読めました。ただし、どんなにその理不尽さを会社に
訴えようとも、相手は一筋縄ではいかないのは事実です。
また、他人の性格は変えることはできません。そういう場合、毅然とし
た態度を取り続けるべきだと思います。時と場合によっては一切、無視
とかもやってみる価値はあります。

第5章の相談屋が教えるパワハラ撃退術は興味深かった。
「やられたらやり返すが基本」は経験者としては、まさにその通りです。
敵が嫌らしいやり方をしてきたら、対抗手段として嫌らしいやり方で対
応することも特段、恥じるべきことではありません。
いじめは常に弱者に向かうものなので、放任すれば舐められて、敵はさ
らに助長してきます。
要はゴキブリにはコックローチを思い存分、吹き掛けてやればいいだけ
の話です。世のいじめに悩む皆さん頑張ってください 。
応援しています!


とりあえず ★★★★☆
職場いじめの原因や対処法をコンパクトに書いた本。

内容自体が悪いというわけではないが、(1)「パワーハラスメント」の概念を用いて説明していること(いじめられるのは部下だけではないから)、(2)緻密さが足りない((1)、(2)とも『モラルハラスメントが人も会社もダメにする』ほどの内容ではない)というところで星1つ減らして、星4つとする。けれども、職場いじめについて、とりあえず対処法を知りたいという人には価格も安いし、手頃かもしれない。
実践家の技術には敬意を表したい ★★★★★
すでに指摘されていますが,用語のミスなどの問題があります。
また,気になったのは「パワハラ」「いじめ」などという言葉を明確な定義なしに使っている点が危険ではないかと思います。
わが国の「いじめ」の定義自体にいえますが,「いじめ」という曖昧な表現ではなく「被害妄想」または「犯罪」と表現すべきものも登場エピソードに多く,専門家がこれだけ俗っぽい定義をそのまま使っていいものか・・・と最初は感じました。
しかし,「被害妄想だ」「犯罪だ」といっても今のわが国の現状であったり,筆者をふくめた我々普通の社会人には状況を変えられないことに気づきました。大切なのは「いじめ」というものがあればその当事者を見極め,なだめたりすかしたり適度に放置しながら「暴力」らしきものをとりあえず止めることにこそ現実の社会人のニーズがあるのだと思います。
徹底的に現実的で「相談屋」などと自称する筆者の姿は「カウンセラーだ〜なんだ」と資格にばかり固執してそれを鼻にかけることの多い私の同業業界人の問題のある人たちと比べ大人であり,職人肌でかっこよく感じました。筆者の姿こそ資格や専門教育などではなく人間への知識と経験と粘り強さがあれば人は人をコミュニケーションで変えられる(カウンセリングできる)ことの証明であるように感じました。
現実的な処方せん ★★★★☆
私も今、職場での人間関係に悩んでいます。
打開のきっかけになればと思って何冊かを詠んでみましたが、
「こうすれば気持ちがすっきりする」とか「成果主義のここが問題」といった類いの本は、
一時的な気休めにはなっても、
今日の職場生活の現実を乗り越えるには、あまり役には立ちませんでした。

この本を最初に手にしたときにも、あまり期待はしていなかったのですが、
冒頭に並ぶ職場でのいじめ(パワハラ・セクハラ)の実例を読んでいるだけでも、
あぁ、つらい目に遭っているのは自分だけではないのだ、と
まず、素直に安心することができました。

著者は労働相談に永年携わっていて、
あらゆる職場で起きているいじめの現実や、その背景にある労働環境の変化を
平易な文章で紹介しており、
自分の場合にも当てはまるような分析がたくさん出てきます。
対処法も、ややありきたりかなと思わせるものもありますが、
実際に仲裁に入っている人ならではの、現実的な説得力も見ることが出来ます。
最終手段は自分が変わること、自分だけで抱え込まないこと、というのも、
実際そうするしかないだろうなと、腑に落ちる結論です。
この本を読んで、現実と折り合いをつけるきっかけを
ようやく見つけることが出来たような気がします。