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Someday My Prince Will Come

価格: ¥834
カテゴリ: CD
ブランド: Sbme Special Mkts.
Amazon.co.jpで確認
関連キーワード:マイルスデイヴィス 曲目:Someday My Prince Will Come / Old Folks / Pfrancing / Drad Dog / Teo / I Thought About You / Blues No. 2 / Someday My Prince Will Come [Alternate Take]
買いそびれていた1枚 ★★★★★
60年前半までのMilesの作品は、LPレコードを含め殆どもっていたが、何故かこの1枚を買いそびれていた。
リタイアしてゆっくりJAZZを聴ける今日この頃、金はないが、心豊かにするこの1枚
ゲストは“今や”超大物のコルトレーン! ★★★★★
有名なタイトル曲。
マイルスのソロは脈絡が無くて正直言ってつまらない。
モブレーのテナーはメッセンジャーズ時代の良さがない。
音色も良くないしマイルスをインスパイアする力は無い。
そしてコルトレーン。
この時のコルトレーンは'50年代の“サイドメン”ではなく、
既に「ブルー・トレイン」や「マイ・フェイバリット・シングス」をリリースしたのちの“大物”テナーマンだ。
果たして、このトレーンのソロは何度聞いても素晴らしい!
一人だけ次元が違う感じ。
トレーンは「テオ」でも朗々と歌い上げている。
いや素晴らしい。
トレーンの参加がこの2曲のみってのは今さらながら残念だ。
この演奏を聴いてモブレーがビビったとよく言われるが、
本当は一番ビビっていたのはマイルスなんじゃないだろうか。
「ヤバい!トレーンがメチャクチャ力を付けている。俺、喰われるかも・・・」なんて。
だからトレーンに2曲しか参加させなかったのでは。
なんて勝手に想像して喜んでいます。
ウィントンのピアノとチェンバースのベースもいい音してます。
「Blues No. 2」のみ参加しているフィリー・ジョーもさすがです。
ケリーがピアノをひいているころのマイルス ★★★★★
むかし買った日本版のLPの解説で岩浪さんが、マイルスは抜群のテクニックの持ち主と書いていた。マイルスは、いろいろほめ尽くされているので、しかたないのだろうけど評論家も大変だ。
ケリーがピアノをひいているころのマイルスが一番好きだ。four & moreになると、早いフレーズをまともに吹かず、くしゃくしゃにフェイクしてしまう演奏がなさけなくて嫌だ。
いつもこんな風にひっそりと美しくやってくれたら最高だったのに。
マイルスのミュート・トランペットが世界一美しい ★★★★★
1961年3月7・20・21日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオで録音。

『サムデイ・マイ・ブリンス・ウイル・カム』の演奏は全マイルス・デイビスのトラックの中でも最上位に位置する演奏だろう。この曲のマイルスのミュート・トランペットは世界一美しい。このペットの後に登場するハンク・モブレーのテナー・サックスはその美しいパッションを空に温かく広げる。続くウイントン・ケリーのピアノは明瞭に空を響かせ、マイルスの短いミュートの後、間髪入れずはいるジョン・コルトレーンの野太いテナー・サックスはパッションを遙か高みに吹き上げる。そしてもう一度世界一美しいマイルスのミュートがやってくるのだ。

ジャズのアルバムの中で絶対聴き逃してはならない必聴の一枚である。
ため息のでる美しさ ★★★★★
 個人的にはマイルズ・デイヴィスの一番好きなアルバム。タイトルナンバーがひたすら美しい。デイヴィス、モブリー、ケリーそしてコルトレーンと続く四者四様の即興演奏のぶつけ合いもたまりません。そして続く「OLD FOLKS」のミュートトランペットの美しさに呆然とするしかない私。この2曲を聴くだけで買う価値のあるアルバムです。もちろん残りの曲もみんな良いです。必聴です。