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ホタル帰る―特攻隊員と母トメと娘礼子

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 草思社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:赤羽礼子/著 石井宏/著 出版社名:草思社 発行年月:2001年05月 関連キーワード:ホタル カエル トツコウ タイイン ト ハハ トメ ト ムスメ レイコ ほたる かえる とつこう たいいん と はは とめ と むすめ れいこ、 ソウシシヤ 4243 そうししや 4243、 ソウシシヤ 4243 そうししや 4243 鹿児島県知覧の特攻基地の近くで軍の指定食堂を営んでいたトメは、母のように隊員の世話をした。ここから、いくつもの感動的な物語が生まれた。この本は、トメの娘が自分の目で見た母と特攻隊員の触れ合いを描いた作品。 ホタル帰る 戦中篇(知覧少年飛行兵特攻始まる群像 ほか)ホタル帰る 戦後篇(アメリカ兵の母人類の母観音像建立日はまた沈む)
真実の記録だと思います。涙なくしては読めません。 ★★★★★
 特攻隊員が、ホタルになって帰ってくるよと親身にしてくれた食堂のおばちゃんに告げて出撃していった。突入後の夜に季節外れのホタルが食堂に入ってきたという有名な話の元の記録です。特攻隊員達が、身近にいる若者達と変わらない普通の若者達であったこと。食堂のおばちゃんトメが自宅のものを売ってまでして特攻隊員達に精一杯食べさせてやったこと。ど貧乏で悩みが多かった学生時代に自分がお世話になった家庭教師先のお母さんが家族同様に大事にしてくれたことを思い出し、泣けてきました。
 こういう愛情がどれだけ死を目前にした若者達の支えになったことか。私も受けた恩義に恥じない生き方をしなければ、と思い返しました。
現実とイマジネーション ★★★★★
戦争で死にたくない、愛する家族と故郷で人生を送りたい、特攻隊員の方々誰しもそう内心は思いながら、
死地に赴いたはず。いくら教育で敢闘精神を叩き込まれていたとしても、死を前にして
何とも感じない人間はいないと思う。
人間としてそういう方々の冥福を祈り、御霊を大切にすることは当然だと思う。
右翼左翼なぞ一切関係ない話のはずだが、政治くさい話にしてくる輩は本書をどう読むのか。
子にも読ませたい ★★★★★
数年前に泣きながら読みました。
そして平成生まれの双子の娘にもぜひ読ませたいと大切に保管してあります。
日本では昔、たくさんの若者が戦争の犠牲になったこと絶対に忘れてはいけないと思います。
日本を守ってくれて、ありがとう ★★★★★
多くのレビュアーの方々に本書の詳細を譲る。

光山文博少尉の話が胸に突き刺さった。今はとにかく韓国および北朝鮮が多くの日本人から蔑視、敵視されている。確かにそいういった面もあるし、かの国の政府やメディア、教育機関も反日を煽っているかもしれないが、特攻隊に朝鮮半島出身の方がいたということはもっと知られていいと思う。日本人が大半を占める特攻隊の中で、光山少尉は想像を絶する辛酸を舐めたのではないか。最後は祖国に帰りたかったと思う。祖国のため、また日本のために尊い犠牲を払ってくださった貴方のことは忘れません。

終戦の直後から特攻隊が罵られていたという記述には唖然とした。愛する人を守りたい、そんな純粋無垢な気持ちで敵艦に体当たりしたり、敵機に撃ち落とされたり事故で亡くなった若者達を鞭打った当時の日本人は敵国以下である。多くの若者を鉄砲玉にした挙句、自分だけ助かろうとした軍の幹部も同様に卑怯で醜い。まだ十代二十代の彼らの犠牲のおかげでその後や今日の豊かな暮らしがあるというのに、何を考えていたのか。たとえこの世にいなくとも日本人を辞してもらいたい。しかし奇遇なことに、それはベトナム戦争後のアメリカでも似たような状況だったと聞く。悪いのは政府や軍の幹部であって、死線を生き抜いた兵士たちではないのだが、安全なところにいた幸せな人達にはそんな兵士達の苦労のくの字もわかるまい。

現在の日本人の半数くらいは、感謝の気持ちも反省の気持ちもない怪物である。自分だけが得をすることしか考えない鬼畜どもである。私はそんな国になってしまった我が国を見て、特攻隊で散華した方々に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

特攻隊の皆さん、トメおばさん、なでしこ隊、家族や国のためを思って自らの夢や希望を諦めざるを得なかった当時の皆さん、日本を守ってくださってありがとうございます。いずれ知覧に参ります。

追記:昨年8月に知覧を訪れました。富屋旅館に泊まり、日本人であることの誇りを強く感じました。また訪れたいと思います。
まさに生ける観音 ★★★★★
知覧町を実際に訪問して、冨屋やトメさんのことを知りました。この本を読んで、豊かな現代からは想像もしがたい史実に触れました。是非、若い人たちにも勧めたい本です。