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阿修羅のごとく (文春文庫)

価格: ¥660
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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がじゅまる園 ★★★☆☆
★あらすじ★
4姉妹の年老いた父に彼女が?!子供が?!父・母・娘たち、それぞれに悩みがたえなくて…
★かんそう★
男のひと、女のひと、どちらのも、いろーんなドロドロした気持ちの言葉のつかい方がうまいなぁ~と。4人姉妹の会話もおもしろい(^^)いろいろあっても、女姉妹っていいなぁと思いました。
ハンドタオル ★★★☆☆
もう、沢山の齢をとった父に愛人と幼い子供がいたらどうしますか?姉妹が崩れていくとき自分には何ができるのだろうか?
本当はすべてを知っていた母の気持ちは??
切なくて切なくて悲しい。です。
きよこの本屋 ★★★☆☆
ホームドラマといえば向田邦子なのですが、この『阿修羅のごとく』は、ちょっと辛口。
「ぶつかり合いながらも強い絆で繋がれていて、やっぱりあったかいもんだよね、家族って」なんて、ほんわかさせてくれません。

老夫婦とそれぞれに独立した4姉妹の物語ですが、「渡る世間は鬼ばかり」みたいに、激烈な本音をお互いに延々とぶつけ合うような体育会的すったもんだでもありません。
むしろ、誰もが本音を隠して生きているのです。
家族という近い存在のはずが、一番大切なことは話せずにいる。
それぞれが大人になった今、家族という固定された枠の中では、自分のキャラを役割として演じている。

家族だからこそ辛らつになるし、上っ面で済ませられない。
些細なことが気に食わなかったりちくちくつつきあったりする。
リアルな家族の物語です。

この作品は、ドラマのノベライズなのですが、向田作品独特の洒脱な感じまでは活字化されておらず残念。
お気楽堂 ★★★★★
4姉妹の話です。不倫する人、耐える人、純愛する人、尽くす人、それぞれの愛の話ですね。その中で父の不倫騒動などの話が絡んできます。端から見ると事件の多い大変な家族。文中で「女は阿修羅だよ」怖いですね~。
家族愛ちゃんとあります。
優の本棚 ★★★★☆
未亡人の長女は不倫をしていたり、次女は夫の浮気に心痛めていたり。
3女は冒険家というよりは、地道に日々を生きていくタイプのようだったし、4女はイマドキな感じで、プロボクサーを目指す少年に惚れている。
はたまた、この姉妹の60を過ぎた父親には愛人がいるらしいことが発覚し、それがこの4姉妹に多くの接点を回復させたようでした。

私がこの本の中ですごく好感をもてたのは、4姉妹の母親。
夫の愛人の存在など、まったく気がつかない素振りをしておきながら、母親の最期はとても切ないものだった。
多くの想いを言葉にしてぶつけあう、4姉妹。
多くの思いを黙って呑み込み続けた母親。
親子とはいえ、生きてきた時間や歴史も違うのだから当然だろうけど、いろんな女がいるなーって思った。
いぬ屋 ★★★☆☆
向田邦子はなんだかんだと手を伸ばしています。これは近々映画化されるらしいですね?(よく知りませんが、帯に広告が載っていました。)この人の、真綿みたいな文章が疲れた最近の私には、しっとり染み入ります。あ、話は四人姉妹の話です。
KENの店 ★★★★☆
年老いた父に愛人がいた!四人の娘は対策に大わらわ。だが、彼女たちもそれぞれ問題を抱えていた。未亡人の長女は不倫中、次女は夫の浮気を疑い、三女は独身の寂しさに心がすさみ、四女はボクサーの卵と同棲、そして母は…肉親の愛憎を描き、家族のあり方を追求してきた著者の到達点ともいうべき力作。買ってから2ヶ月経ってやっと読みました。面白かったです。ぜひ映画も見てみたいです。
あまえんぼ書店 ★★★★★
近日公開される「阿修羅のごとく」の原作です。
4姉妹が大竹しのぶ、黒木瞳、深津絵里、深田恭子とこれまた豪華。サイトで登場人物をなんとなく把握して読むとイイですよ♪向田邦子、もっと読んでみたくなりました。オススメです。
ガリのつまみ ★★★★★
父と母と4人の娘。家族構成を聞いただけでも父は辛い。どこかで息抜きしたいよな。