フロイトの精神分析入門を購入して読みましたが、読めば読むほど難解で大変でした。
これがなければ単位を落とすことになったかもしれません。
大学で心理学を勉強する人には特におすすめします。
フロイトには他にもたくさん入門書が出ているけれど、それを読むくらいなら『精神分析入門』を10回読む方が余程ためになります。
それがイヤな人はこれを1回読むだけで理解出来ますよ。

　タイトル通り、本当にわかりやすく、フロイトの精神分析学について書かれている。最後に入門の入門と書かれており、確かにその通りです。しかし、フロイトのコアの自我、超自我、エスについてもしっかりわかりやすく解説されています。そして、自我とエスの関係、否認、投影、同一化、取り消しなどにも触れており、専門書でありながら一般書のような編集も中々良い。いきなりフロイトの精神分析や夢分析に走るより、概論としてこの本はお勧めである。また、ちょっと精神分析や心理学をかじった程度の人の復習としてもお勧めの一冊である。

フロイトがもし現代の大学で今の若者に講議したなら…というスタイルで書かれています。専門に勉強している人でなくてもタイトル通り、わかりやすい言葉で、ダイジェスト版で書かれています。私はフロイト自身が書いた「精神分析入門」すら難解で挫折してしまったので、この本がかなり理解するのに役立ちました。フロイトについて全く初めて興味をもった人に先ずこれをおすすめしたいです。

最近流行りの心理学および臨床心理学ではよくきかれる「精神分析」
そしてフロイトやユングの名前・・・

心理学ってなんだろう？と興味を持ったら、読んでみるのも面白いと
思います。
大学でもこのくらい、わかりやすく講義してくれたら良いのに・・と
思える１冊です。