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EQリーダーシップ 成功する人の「こころの知能指数」の活かし方

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本経済新聞社
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   EQの提唱者、ダニエル・ゴールマンの世界的ベストセラー『Primal Leadership』の邦訳。アメリカでは初版で10万部を突破したというビッグタイトルで、3800人の企業幹部への調査結果をもとに、成功者たちがいかにして人の「感情」を利用し、組織を勝利に導いたのか、興味深い議論が展開されている。

   すっかり浸透したためか、あるいは興味の対象とされなかったのか、EQの概念はIQほど話題にのぼらない。だが、本書にもあるように、「ビジネスの世界は感情抜きの知性を重視したがる」が、本来「人間の感情は知性よりも強い」のであり、マネジャーにとってEQ(感じる知性)を習得することはきわめて重要である。EQの高いCEOの方がそうでないCEOよりも業績を上げている、という調査結果も紹介されており、リーダーシップにおけるEQの重要性を再認識することができる。

   リーダーには知性や明晰な思考力といった要素も必要だが、「こうした基礎力がなければ、そもそもリーダーにはなれない」のであり、リーダーになった後、業績を上げるには、人間の感情を理解する能力や、意思決定の際に必要となる直観力を養う必要がある。人間の感情を理解し、優れたリーダーになるには、本書で述べられている6種類のリーダーシップ・スタイルを理解するのが近道である。これらのリーダーシップ・スタイルは、自分がどれかに属する、といったものではなく、「レパートリーが多いほど優秀なリーダー」であり、また時期や場面によっても有効性が異なるようだ。

   著者によると、「EQリーダーシップ」は学習によって身につけることが可能である。前提としての「自己管理」をはじめ、「社会認識」「人間関係の管理」など、リーダーになる、あるいは育てるためのポイントが明らかにされている点は興味深い。広告業界の伝説の人物、オグルヴィをはじめとする、さまざまなリーダーたちのケースも併せて楽しみたい。(土井英司)

知識偏重の意識を変えるために有用な書 ★★★★☆
頭がいい、とは抽象的な表現です。そして、日本では頭のよさとはもっぱらIQのことをさして
きました。純粋に知識面の優劣にのみ注目してきました。(一昔かもしれませんが)
ですが、この本は感情面の管理や活用力も、知識面の力と併せて大切だと解説しています。
エモーショナル・クオンティティーの頭文字で「EQ」というわけです。

本書はEQの概念を、ビジネスに応用しようとしています。ビジネスの大半は組織単位で行われ
るものです。そして、「お互いの弱点を埋めあって、長所を発揮しあう状態こそが組織の目的だ」
とPドラッカーさんが言っているように、組織化の相乗効果が発揮されないと意味がありません。

ですが、人間関係の不和、EQの欠如によってどれだけ多くの組織が機能不全に陥っているか。
数を上げたらきりがありません。介護ステーションの閉鎖理由の8割は「職員人間関係の不和」に
よるとも言われています。(タイトルを忘れましたが、4年ほど前に読んだ本です)もちろん私も
十分経験してきました。

私自身、かなりEQが不足しています。今後も自己研鑽を磨きたいと思います。そして、何歳に
なっても、時間はかかりますが「大脳辺緑系」は確実に成長してくれるそうです。つまり、EQ
は必ず向上していきます。共に頑張りましょう。

まだまだ日本にはEQリーダーシップが必要だと思います。 ★★★★★
ビジネスリーダーだけではなく、あらゆるリーダーにお勧めの一冊です。

ポイントを一言で言うと「人は知識より感情で動く」と言うことです。
言葉巧みに説得されても、納得するけど何か気持ちが悪い。知識で説得されて
いるので、心が反発してしまいます。

逆に、言葉がなくても思いやビジョンがメッセージとして伝われば、人は自然と
導かれる。これがEQ(Emotional quotient(intelligence))の働きです。

経営難に陥った会社のリーダーが、全従業員を集会場に集めて全体集会を開きました。
リーダーの話が終わった後、ステージのカーテンが開き、サプライズでブロードウェイ
ミュージカルで有名なストンプ!が突如始まりました。2時間、全社員は言葉なしの
パーカッションのリズムの世界に浸り、ショーが終わった後、強い一体感で包まれました。

分厚い本書の中にはEQを駆使した光輝く成功事例が多く紹介されてます。読むだけでも
痛快な気分がし、何かの時に自分も試してみようと期待に胸が膨らみます。日本での
初版から8年も経っていますが、まだまだ日本にはEQリーダーシップが必要だと思います。
リーダーシップを考える上での“古典的”名著! ★★★★★
ビジネス書には流行り廃りがあり、何度でも読み返したくなるケースは非常に希ですが、
本作は読むたびに何かしらの気づきを得ることのできる名著だと思います。

EQのコンセプトは既に10年以上も前のもので、何を今さらなのかもしれませんが、
昨今の“行動経済学”や“脳科学”の流行をみても、人間の感情をベースに
リーダーシップを語った本作の内容は、今読んでも新しいと言えるのではないでしょうか。

「リーダーは希望を売り歩く人」といったナポレオンの言葉の引用など、
読み手の心に残るフレーズも多く、それだけでも参考になると思います。
ただ本作の良さは、そうした個人がリーダーシップを身に着けようとする時のガイドに
とどまるのではなく、実際に“EQリーダーシップのとれる人材”を生み出していく為の、
検討ポイントなど、組織論にまでに展開している点にあると思います。

お手軽な自己啓発本を卒業された中堅層、あるいはリーダー育成を真剣に考える経営者層など、
“硬派”なビジネスマンが書棚においておくべき本の一冊ではないでしょうか。
リーダーシップを考えるときの良書 ★★★★★
リーダーシップのパターンが類型化されており、
自分の強みを把握するため、
組織の問題点をリーダシップという点から考えるとき役に立つ。

またリーダーシップのパターンごとに事例があるので、
イメージが掴みやすい。
EQリーダーシップとは・・ ★★★★★
IQと比較してEQが騒がれたころに出版された一冊、
頭がいいのにリーダーに向かない人なんかは本書のEQ的な部分が不足しているのかなーと感じました、
EQとは何かという説明から入ってくれているので親切です、読み手を選ばせないつくりになっています、
また6つのリーダースタイルと区分してそれぞれの特徴や長所・短所なんかも紹介されておりわかりやすくおもしろかったです、
CEO病の項目で「ほんとうのことを聞かされていない、と思うことがよくあるんだ」という箇所があり現代版裸の王様というやつですね、お偉いさんになると耳の痛い話をそばでしっかりしてくれる人の存在も必要になってくるのでしょう。
十五年後のじぶんは?というコラムがあり、なんとなく考えにふけりました、どーなってるんでしょうね(笑)逆にいままでをいろいろおもいかえしたり、出来事を整理したりするのに役に立ちました。
内なる声を聞くという箇所は7つの習慣の第8の習慣にその記述があり時期的にこちらが先なので「おーこんなところに!」という発見がありました、
最後にこういったEQ的スキルは後天的に身につけることができるという説明に読者の背中を押してくれている気がします、
内容が身につくまでまだまだ読み返したい一冊。