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商法総則・商行為法 (有斐閣法律学叢書)

価格: ¥255
カテゴリ: 単行本
ブランド: 有斐閣
Amazon.co.jpで確認
補充を期待しております。 ★★★☆☆
こまめにアップトゥデイトされている商法総則・商行為法の概説書。
ただしかし、なんとなく中途半端というか、引きが弱いと思ってしまいます。
このサイズのテキストとしては、有斐閣Sシリーズ『商法1』や
弥永真生『リーガルマインド商法総則・商行為法』があり、
これらのほうがコンパクトかつ安価なので、本書を買うべき動機付けに乏しいのです。
かといって、とりたてて詳細であるというわけでもなく、あくまで講義テキストに
徹しているので、レポートを書くときなどに特に役に立つわけでもないように思います
(私はこの目的で読んだのですが)。
せっかくのハードカバー,縦書きの格調あるテキストですし、本書ないし著者に
求められているのは“簡潔さ”ではなく、“詳細な決定版体系書(500頁前後)”だと、
個人的には思うのですが…。
広く浅く。 ★★★★☆
会社法制定に伴う商法改正に対応した第5版。もっぱら初学者を対象としている、と著者がはしがきで語っているとおり、記述は平易で分量もコンパクト。例えば絶対的商行為の一つである投機購買の定義の説明では、他の概説書だと、「利益を得て譲り渡す意思、すなわち将来有利に転売する意思で、動産・不動産または有価証券の有償取得を目的とする行為」などと小難しく書かれていたりするものだが、本書では「投機購買とは、安く買って高く売ることである。」とこれ以上ないくらいにシンプル。

複雑な学説の対立にそれほど深入りすることなく、総則・商行為法の分野を概説しているので、「試験対策のためにあまり総則・商行為法の分野に時間はかけられないが、予備校本だけでは不安」という人にお薦め。本書で紹介されている判例を百選や判例検索で調べれば、発展的な学習にも対応できるだろう。

また、会社法の総則規定に関する条文も、商法総則の該当箇所についての説明と合わせて紹介されており、会社法における登記、商号、使用人、代理商等に関する規定についても説明がある。会社法の教科書の中には、総則に該当する部分の説明をかなり省略しているものもあるので、会社法の学習のための補充用としても役に立つだろう。
スタンダードな体系書 ★★★★★
著者の大学での講議をもとにした商法総則、商行為の体系書。
基礎的な事項から丁寧に説明されており、幅広い学習に活かすことができる。各種試験対策にも十分対応。