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めぞん一刻 (1) (小学館文庫)

価格: ¥648
カテゴリ: 文庫
ブランド: 小学館
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高橋留美子先生は犬夜叉から入ったけど ★★★★★
犬夜叉にハマって高橋留美子先生を知った感じの年代でも楽しめました。
最初の方は微妙かなーって思ってたけど巻数をすすめるといつのまにかハマってて凄く面白くなりました。
今ではほんと大好きです。
一刻館の住人たちも良いです。
全巻集めようと思います。
本当に面白い ★★★★★
高橋先生のフアンではありません。
らんまは途中で挫折、犬夜叉はサンデーでスルーしていた人間です。
何となく高橋先生の漫画は途中で中だるみになって飽きてしまうんです。

ですが、この漫画は最初から最後まで無駄がない。
高橋先生のコメディのセンスが無駄なく発揮されています。
世の中にラブコメは多々ありますが、これを越えるものはないでしょう。
主役から脇役まで隙のない布陣です。
浪人から始まり結婚に至るまで、一度読み始めるとついつい最後まで読んでしまいます。
女性キャラ=商品となる今の時代では絶対にありえない響子さんも素敵です。

思えば、高校の期末試験、大学受験とテストの度にこの漫画が立ちはだかってくれました。
過去に実写で映画になったり、ドラマになったりしましたが、響子さんの魅力を表現するのは
無理だと思います。
アニメは良いのにね。
レンタルしてますので、こちらも推奨。
アニメ見ると、漫画読んでてもイメージが湧いてもっと面白くなりますよ。
本当に文庫でいいんですか? ★★★★★
よく考えて買いましょう。
新装版ではなくていいんですか?読めますがやっぱり小さいですよ?

やっぱりおもしろい。
なぜか人生の節目にはまるんですよね この漫画。

中学卒業

就職時期

転職時期

なんどもはまる。 おもしろさ
こんなにがんばる主人公は尊敬します。

漫画では一番好きです
懐かしい名作 ★★★★★
2010年に「めぞん一刻」のパチンコがホールに入り、これをたまたま打ったのをきっかけに懐かしいこの漫画を引っ張り出して読み始めた。
「めぞん一刻」は自分が高校生の頃「スピリッツ」に連載されていた作品で、当時「うる星やつら」くらいしか知らなかった高橋留美子先生の漫画が他紙にも連載されていると知って見たのがこの漫画だった。今読み返してみると、初めて読んだのがこの第1巻の第7話(管理人の音無響子さんが未亡人であることが判明するエピソードだったので強烈に覚えている)だったので連載が始まってから半年後くらいに読み始めたようだ。

高橋留美子先生の描く人物が第1巻ではかなり画風が違っているのに改めて気づく。ストーリーもうる星やつらとは一線を画してシリアス路線を行くようになってはいるものの、最初の頃はそこかしこにギャグが散りばめられ、ヒロインの響子さんさえも大ボケの台詞を何度も発している。

高橋先生の頭の中に最初からあの結末は用意されていたのだろうか?・・・と気になった。ラスト近くに響子さんが「ずっと前から五代さんのこと好きだったの」と言う台詞があるのだが、読者の立場から見てどの時点で五代に対する響子さんの好意を感じられるのだろう?この第1巻では、響子さんは第3話までは五代のことを名前ですら呼ばず「浪人さん」と呼んでいるのだ。
そういう目で読み返すと、第9話で五代が酔って例の「響子さん、好きじゃあぁぁ」の告白をすることで彼女は五代を意識するようになったのだと感じる。同じ時期に三鷹コーチや七尾こずえも登場し、第14話で五代が郁子にファーストキスの話をしているのを聞いた時に響子さんはジェラシーを感じ、第15話で五代とこずえがデートしているのを見たときに「私を好きだと言ったくせに」と決定的な嫉妬心を見せる。第16話では五代の女性関係に対して嫉妬するのが当然のようになっているので、響子さんが五代に対して好意を持ち始めたのはこのあたりではないかと思う。

今ではこのようなスタイルのアパートも珍しいだろうし、アパートの住人たちが家族のような付き合いをしているのも現実離れしているシチュエーションになってしまった。しかし、何度読み返してもこの漫画は名作だと思うし、私は男なので主人公の五代裕作に感情移入して、響子さんの反応に一喜一憂しながら読んでしまうのだ。連載終了してすでに23年、それでも読むたびにスピリッツの発売日を「めぞん一刻」読みたさに待っていた高校生時代の思い出も呼び起こしてくれる、高橋留美子先生の作品の中でも一番のお気に入りである。
読者を楽しませる技巧が全て詰め込まれている大人向けラブ・コメの傑作 ★★★★★
「ビッグコミックスピリッツ」に連載されていた大人向けラブ・コメディの傑作。「うる星やつら」を単に大人向けに改変しただけではなく、種々の試みに溢れ、作者の代表作と言える。

物語はヒロイン響子が管理人を務める一刻館と言うオンボロアパートに主人公の大学生五代が訪れる所から始まる。五代は響子に一目惚れ。そして、一刻館の住人がユニーク。いつも陽気で大酒飲みの一の瀬おばさん。終盤近くまで、彼女の夫が姿を見せない点も一つの趣向。一の瀬夫妻の馴れ初めも終盤の一話のテーマになっている。そしてヘビ男の四谷。年齢・職業不詳でとにかく奇怪な人物と言うしかないが、不思議なオカシサを持っている。そして斜に構えた様でいて実は男女の機微に聡い朱美。

そして、何より本作の特徴はラブ・コメのヒロイン響子が未亡人である事である。そして、作者は響子の亡夫の姿をベタ塗りでしか描かない。即ち、五代は既に亡くなって、その姿も見えない相手と闘う必要がある。これを小説で書いたら、シリアスな問題になる所だが、漫画という点で辛うじて娯楽作品の枠に収まっている。

この他のエピソードも多い。五代の進路問題。昔からのガールフレンド七尾との関係。全てにおいてカッコイイが犬には弱い恋のライバル三鷹。教育実習の際の教え子八神に迫られるオカシサ。そして、白眉は終盤、五代が想いを響子に伝えようとして、毎回々々アクシデントによって失敗する様である。私は当時「今回はこの手で来たか」とプロットの妙に感心したものだ。読者を楽しませる技巧が全て詰め込まれていると言って良い大人向けラブ・コメディの王道を行く傑作。