淡々としているけど泣けます!
★★★★★
7歳の息子の読み聞かせに使いました。
おじいちゃんのなくなった夜、おじいちゃんの幽霊が現われます。おじいちゃんは忘れ物をしたので、現世に残っています。でもその忘れ物が何か思い出せず、孫と2人で探します。
おじいちゃん子だった私は、途中の思い出話から既に涙。。忘れ物を見つけたときは大泣きで息子に引かれました。
まだおじいちゃん2人を失っていない息子は、幽霊が怖いという見当違いな感想でしたが、この本の素晴らしさをいつか分かってくれる時がくると思います。
こんなおばけなら出てきてほしい
★★★★★
おばけになったおじいちゃんと孫のエリックが、
二人でいろんな場所に行ったり、思い出話をいっぱいしたりしながら
おじいちゃんの『忘れ物』を探しに行くお話。
突然おばけになって戸惑っているおじいちゃんとエリックのやり取りは、
ちょっぴり幻想的で、ユーモラスで、そして、とってもあたたかい。
昼間〜パパやママとの会話〜と夜の対比も、愛にあふれていてほっとする。
大切な人とのお別れは、とても辛いことだけど、それだけじゃない。
おじいちゃんも、エリックも、時間をかけてちゃんと受け入れられたのかな。
この本を読みながら、数年前に亡くなった母を思い出して涙が出ましたが、
何となく落ち着いて、心の整理が出来たような気がします。
言葉で説明するのは難しいこと
★★★★☆
立ち読みするのはやや危険。
確実に目頭が熱くなります。心を揺さぶられます。
死んでしまったはずのおじいちゃんはスーツにネクタイといういつもどおりの姿で現れ、
「何か忘れ物をしている」と言います。
夜しか出てくることのできないおじいちゃんと一緒にその忘れ物が何なのか探そうとするエリック。
忘れ物を捜しながら、おじいちゃんとの思い出話に花が咲きます。
その思い出話を描いたイラスト1枚1枚があったかくてかわいらしくて親しみ深くて、
思わず笑顔になります。
忘れ物を捜せるのはおじいちゃんが出てこれる夜だけ。
眠ることができないエリックは徐々にやつれていきます。
絵本では、短いながらもそんなエリックを優しく見守る両親の姿をきちんと描き、
物語に深みを出しています。
小さい子へのプレゼントにお勧めの素敵な絵本でした。
今の大切さ
★★★★★
大事な人に、大事な事を本当に伝えられていますか?
〜この世にわすれものがあると、人はおばけになる〜
http://ehonnikki.jugem.jp/
コンキチ&ナターシャの絵本ナビ
★★★★★
道で倒れて死んじゃったはずのおじいちゃんが、夜になって
エリックのところへやってきました。だけど、なんだかちょっと
ヘン…。壁は透り抜けちゃうし突然出てきたりして不思議な感じです。
なんでおじいちゃんがおばけになってまで戻ってきちゃった理由は・?
最後の最後で理由がわかります、ほのぼのとした中にも生きそして
死ぬということの意味を子供たちにやさしく語りかけます。
悲しくそして優しかったおじいちゃんの思い出を誰でも思い出します!