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国が川を壊す理由(わけ)―誰のための川辺川ダムか

価格: ¥1,944
カテゴリ: 単行本
ブランド: 葦書房
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ダムありきで進む滑稽 ★★★★★
新聞記者としてのルポ
怒りとかを通り越し、国の施策の滑稽さを感じました。何度か川辺川の支流で釣りをした事がありますが、すでに支流の上流部にも沢山の堰堤がある。それでも日本一の鮎が住む川辺川。どうしてこんなにまでも川を苛めるのか。誰のためのダムなのか?
福岡さんの綿密な取材でその内情が明らかになる。
巨大公共事業の構造がわかる ★★★★★
 熊本県南部、人吉盆地に流れ込む、清流・川辺川にダム計画が発表されて30年以上の年月がすでに流れた。
「五木の子守唄」で有名な五木村の中心部がダムの底に沈むという、強大な公共事業「川辺川ダム事業」。

著者は、この事業計画を丹念に取材していくことで、政治家、企業、官僚のトラアアングルが、小さな村の人々を生活を破壊し、村社会を破壊してゆく構造を明らかにしている。
この本を読むと、日本各地で行われている無駄な巨大公共事業の見えない構造が理解できると思う。

私自身、この本との出会いが、川辺川を守る活動の出発点となった。そして、巨大公共事業の構造を理解するバイブル的存在となっている。