こどもたちは大好きです!
★★★★★
学級文庫にこの本を置いています
もちろん、人気ナンバーワンです!
本の中身を覚えてしまった子もいます
子どもが家でこの本の話をするので
懇談会の後でこの本をチェックして
帰られた保護者さんもいらっしゃいました
小さい世界からジャンプさせてくれる。
★★★★★
見開きの
左側が文字。
右側が絵。
っていう構図でずっと続いて行くお話。
よくゲームでありますが、一人が何か一文を言って、その次の人がそこに自分の考えた一文を足して、その次の人がさらに一文を足して言っていく、って感じのもの。
あんな感じです。
「これは のみの ぴこ」
「これは のみの ぴこの すんでいる ねこの ごえもん」
「これは のみの ぴこの すんでいる ねこの ごえもんの しっぽ ふんずけた あきらくん」
という感じで。
世界がドンドン広がっていきます。
ユーモア、おかしさを交えながらですが、世界がドンドン広がっていく。
小さな小さな「のみ」の世界に焦点を合わせ、そこから、想像力の世界を広げて広げて広げて。
人と人との関係を想像し、その世界の小ささ、大きさを想像し。
望遠鏡で遠くを眺めるような想像力と、顕微鏡で極小の世界をのぞき見るような想像力を感じさせてくれる絵本ですね。
命はつながる
★★★★★
素敵な絵本だなと思いました。小さな小さな命でも、色んな場所で色んな生き物とつながりを持っている。対象を児童とした絵本としてはとてもわかりやすく、意味のある教訓を持ったものであると言えると思います。
のみに象徴される小さな命というわかりやすく単純な事柄を描いているわけですが、それが読者や話者によって他の事柄とつなげて話しができる。子どもの教育の導入というカテゴリーでも意味を持つ素晴らしくも素敵な絵本でした。
いろいろ応用
★★★★★
ページをめくるごとに言葉がつながって、ラストには長ーい文章になります。
この絵本はいろいろ応用が利くので重宝します。
先日読み聞かせの講習会ではパネルシアター仕立てでした。
NHKテレビ絵本では谷川俊太郎さんの変化に富んだバージョンがありましたし、
早口で練習してその技を競うのも一案です。
小学生くらいなら1回読んだだけで、それでは次に皆さんご一緒に、と振っても、
けっこう覚えてついてきてくれます。
実は大人もけっこうムキになって唱和してくれますよ。
我が家では銀行員や市長さんや泥棒やらをアトランダムにして、
でたらめバージョンにして盛り上がりました。
「これはお相撲さんが住んでいるのみのぴこのしっぽ~。」
和田誠さんの絵が何とも効果抜群です。
子どもの心をくすぐります!
★★★★★
のみのぴこの住んでいるところから始まり、世界はどんどんつながって広がっていきます。読み進むうち、子ども達とことば遊びを楽しむことができ、暗記してしまう子も続出!大人はついていけるかしら・・・・
楽しめること間違いなしの1冊ですよ♪