二匹のしろくまのどきどき毎日
★★★★★
斉藤さんと高畠さんの絵のコンビはとっても大好きな組み合わせです。ユーモアと笑がいっぱいです。カナダに住む二匹のしろくまが放送で聞いた人間の言葉を習得し、ひょんなことから人間の世界で人間として暮らしていこうとがんばります。しろくまの毛皮を被っているだけの人・・・という事で宅急便やさんで働き始めるのです。人間と見せかけて生活していく二頭の一生懸命さがかわいく、ユーモアいっぱいのお話です。こんな一冊に出会ったら読書って難しいものでなくっておっかしいんだ!と、子供もひきこまれていきそうです。高畠さんの絵もたくさん入っていて絵本から幼年童話へのステキな架け橋となる一冊だと思います。