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すみれ島 (新編・絵本平和のために)

価格: ¥1,512
カテゴリ: 大型本
ブランド: 偕成社
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高学年にも読みました ★★★★★
内容はすでに書いておられる方がいらっしゃいますし、その通りです。
“商品説明・内容”に「読みきかせて、理解させてほしいのは1.2.3年生。」とありますが…実際小学高学年の子ども達に読み聞かせをしましたが、非常にシンと聞き入っていました。
読み聞かせにおいて、読み手が“読み聞かせて理解させたい”などと言う気持ちで読んでは、面白くなくなるのではないでしょうか。しかもその対象年齢をおおよそ○歳くらいから、程度に示して貰えるのは選本のめやすになりますが。
美しい絵で描かれる美しい場面、それ故に聞き手がその絵から想像する正反対の、戦争の生々しい場面…その対比が、より作者の戦争への思いを強烈に物語っていると思います。
一緒に聞いてくださった大人の方々も目を潤ませておられました。
対象年齢を限らない内容の絵本であると思います。
美しいものが哀しいものにならないために ★★★★★
何度読んでも、その美しい挿し絵が涙で曇るぐらいに胸が痛くなります。 澄んだ瞳の子供達が無心にすみれの花を手折り、戻らぬ飛行につく青年達に送り続ける。 淡々とした筆致で描かれているのですが、一貫して「普通の生活」の尊さ、命あることの美しさを教えてくれます。 本来ならば美しい花や可愛い子供達の声が、美しく、可愛らしくあるがゆえに、哀しい気持ちにさせるのはどうしてなのか。 美しいものが哀しいものにならないために、どうすればいいのか。 戦争とは何なのかを淡々とした言葉と絵で、しかし、強烈に教えてくれる絵本だと思います。
お受験ママの楽勉のススメ ★★★★☆
新編・絵本平和のためにシリーズです。声高に戦争反対と叫ぶのではなく、静かに、子供たちに平和の重さ、いのちの尊さを語り継ぐための絵本です。すみれの花言葉は「真実の愛、誠実、謙譲、思い」。昭和20年、戦時中の学童と特攻隊員との悲しき交流のお話。何時間かあとに確実に死ななければならなかった若者が非日常の中で、子供たちから「すみれ」を贈られ、日常のすばらしさ・美しさを感じて逝った。美しくも悲しいお話です。
ぷりんの本棚 ★★★★☆
太平洋戦争が終わり、小さな島にひっそりとすみれが咲く。その美しい島の絵とともに、作者の平和への願いが心に響く作品でした。
ぜひ親子で読んでみてください。
庸太郎書店 ★★★★★
この本は、太平洋戦争中の子どもたちと特攻隊員との交流を描いた本です。校舎の上を弧を描きながら飛んでいく零戦に子どもたちは思いをはせます。それが二度と戻らない特攻機だとは知らずに…。戦争の記憶が薄れゆく時代にあって、我が子に伝えたい現実がここにあります。