インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

三ねんねたろう (むかしむかし絵本 8)

価格: ¥1,080
カテゴリ: 単行本
ブランド: ポプラ社
Amazon.co.jpで確認
うつ病患者さんの治療説明で使えますよ。 ★★★★★
母親の死がきっかけで働く気力をなくしてしまう若者が、三年間徹底的に眠り、心のエネルギーを充電する。これってうつ病の治療と同じです。患者さんに治療の説明をするのに使えますよ。元気が出るまでは、しっかり休むことが大切なんだと教えてくれる内容です。「主人公のように、仕事から離れてしっかり休むことが大切です。回復さえすればまた活躍できますよ。」と説明することにしています。
ああ、おら はたらいてもはたらいても、だめなんやなあ ★★★☆☆
真面目な若者が、おっかさんの死をきっかけに、働いても働いても楽にならない暮らしに嫌気が差し、「ああ、おら はたらいてもはたらいても、だめなんやなあ。」と眠り始めた。3年3ヶ月眠り続けて、ちんじゅさまの祭りの日にむっくら目を覚まし、隣村より遠くの川からみぞをほりつづけ、用水を完成させた。それから毎年、ねたろうのおかげで、じゃんとおこめがとれるようになったというお話。

「ああ、おら はたらいてもはたらいても、だめなんやなあ。」というつぶやきは、働くことの大切さを教える前に、子供に教えてもいいのかなあと思いながら、読み聞かせた。話は子供向けの体裁は取っているが、底に流れているのは、だいかんしょのおやくにんの描写から推察するに、お上に対する庶民の怒り、抵抗である。今も昔も変わらないんだなあと感じた。

子供には、まだそういうことはわからないかもしれないが、色々な視点があることを何となく感じ取ってくれれば良いのだがと思った。

なお、この「むかしむかし絵本」のシリーズは、全国学校図書館協議会選定図書になっているようです。