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ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: あかね書房
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何回読んでも涙が... ★★★★★
この物語は何回読んでも涙が出てしまいます。
戦争により小さい命が消えていく物語ですが、
何回も読むともうこの世にはいないお父さんとお母さんが
空襲で逃れるとき、家族を捜し家へ帰るとき
誰かの手を借りて、ちいちゃんを守ろうとしてるように感じます。
死してなお我が子を守ろうとするかごとく
でも、まだ小さいちいちゃんはそのことが分からずに
一人で家族の帰りを待つことを選んでしまう...
今、思い出しただけで泣きそう...
子どもをもつ親にはちょっとつらすぎです。
戦争を考える ★★★★★
平和である今、日常で戦争が話題になることはありません。
それぞれ登場人物の懸命に生きてる姿がとてもよく描かれています。
読み終えたら、戦争がなんて悲しいことなのかを伝えるキッカケになる一冊です。

かげおくり、、、ひさしぶりにやってみたくなります。
小さな命が消えるとき ★★★★★
表紙には防災頭巾をかぶった女の子が描かれています。ふくらんだ頬と赤ん坊の名残を感じさせる口元、何か言いたげな目は私の方を見つめています。女の子は「ちいちゃん」です。戦争のさなか、ひとりぼっちになった「ちいちゃん」は、じっとこらえて家族と会える時を待っています。

タイトルの「かげおくり」はお父さんが家族みんなに教えてくれた遊びです。青い空はかげおくりが出来る日です。よちよち歩きをしてもおかしくない「ちいちゃん」は、今度は一人でかげおくりをします。淡い色で描かれた子どもの姿は、頼りなくいじらしく、我が子の幼き日と重ね合わせ涙がこぼれて止まりませんでした。

戦争とは自分の親や友達の身体がちぎれ、目の前で死んでいくことだ。私の恩師の言葉は、私達が実際に出会う戦争の本当の姿なのでしょう。表紙の「ちいちゃん」は何も語りません。しかし、語らない、語れない多くの命が犠牲になったことを私は忘れられません。切なく胸がつまる物語ですが、ストレートなメッセージに心打たれました。
「非戦」よりすごい ★★★★★
小学校3年の授業でこの童話をとりあげてます。
戦争はちいちゃんからお父さんを奪い、お母さんお兄ちゃんを奪っていきます。最後にちいちゃんは、防空壕の中でひとり死んでいきます。
この童話はちいちゃんの目線から描かれており、戦争への批判はいっさい
ありません。しかし、それだけに、私たちの心に響いてくるのです。

戦争のいちばんの犠牲者は結局こどもたちであるということを。
非戦という本が売れていますが、あの本より、「訴えかけない」だけに
ものすごい強さを持って人の心に食い込んでくる作品です。

もっちー&まめもっちー書店 ★★★★★
残像現象(影をじっと見つめて10数え、数え終えたらすぐ空を見上げると影がそっくり空に映って見えるという現象ですが、この家族はお父さんが出征する日に4人で「かげおくり」をします)を知ってもらいつつ、平和教育について考えてもらえるという、悲しくも考えさせられることの多い、教育心理学的や家族援助論的の授業でも使える優れた絵本です(あまんきみこ作・上野紀子絵というのもスゴイ)。小学校3年生の国語で学びます。『「ちいちゃんのかげおくり」の授業』『いのちを見つめる国語の授業』などの文献もオススメです。 
キラリBOOKS☆ ★★★★☆
戦争の中に幼い命をとじた女の子の姿を、静かに描く。
みんなを絵本にする本屋 ★★★☆☆
今の小学生に戦争のことを語るのは難しいです。先生も戦争体験者はいないでしょうし、現在の戦争と過去の戦争は違っています。あまんきみこさんの文は短い文の中に重みがあり、読み手の心をつかみます。
絵本の森 ★★★★☆
ちいちゃんがお父さん、お母さん、お兄ちゃんとしたかげおくり。さっそく子ども達は校庭でためしてみたそうです。
毎日子どもが音読していますが泣けてしまいます。
キレイ★きれい館 ★★★★★
小学校の図書館でみんなで泣きました。戦争のなかで苦しんだちいちゃん。今の子供達にも優しく戦争のことを知ってもらえる本だと思います。
ペンギン書店 ★★★★☆
戦争とは何か。平和とは何か。家族とは何か。子供心にその途方も無い問題について深く考えさせられた。かわいらしいちいちゃんの挿絵がいっそう悲しみをさそう。
あかね書房 ★★★★★
夏のはじめのある朝、小さな女の子のいのちが、空にきえました。――悲惨な戦争の中に幼い命をとじた女の子の姿を、静かに描く。