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かわいそうなぞう (おはなしノンフィクション絵本)

価格: ¥1,188
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: 金の星社
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上野の実話として、日本の「必須本」のひとつ ★★★★★
戦争がおこったので、上野動物園にいる動物を、全部殺さなくてはならなくなった、という実話に基づく(らしい)、あまりに有名な話。

うちの8歳の娘は、海外生活が長くてこの話を知らなかったのですが、この本を読んでポロポロ泣きました。特に、(餓死させられている)象たちが、食べ物欲しさに芸をするところとか、死んだ後に象係りの人が空に向かって叫ぶ所とかが、彼女の琴線に触れたようです。

戦争は無駄な犠牲を強いる、ということを、子供にもわかるように書いた、名作だと思います。「きかんしゃ やえもん」と並ぶ、「上野の実話」の名作だと思います。小学校5〜7歳くらいのお子さんにお勧めです。日本人の必須本でしょう。
悲劇は受ける ★☆☆☆☆
じゃじゃ馬ならしよりも、ロミオとジュリエットが受けるように、殺してしまったぞうの方が有名ですね。
できれば「ぞうれっしゃがやってきた」と同時に読んで、どうして片方のぞうは死んで、片方は生き残ったのかを、
よくよく考えるのが良いと思います。
私のベストオブ泣ける絵本です(T_T) ★★★★★
幼い頃図書館で借りてきて読んで号泣した覚えのある絵本で、大人になって思い出して、またあの絵本を読んでみたいなぁと、
ネットで購入。大人になっても泣けるものかなと、読んでみた所、も〜、やっぱり号泣でした。その後、何年かして、
またぱらぱらとめくって読んだだけで、もうじわじわ涙が… 想像力が強い人で、動物好きな方でしたら
たいていは、いってしまうと思います。
「戦争は悲しい」だけ? ★★★☆☆
「戦争は悲しい」。そりゃそうです。
でも、じゃなぜそんなに悲しい戦争がいつまでたってもなくならないでしょうか?
それを子どもにも見せなければいけないと思います。

赤信号は止まれ。子どものときは絶対です。
でも大人になると臨機応変。
子どもにはあんなにうるさく言うくせに大人はみんなホイホイ赤信号を渡っちゃう。
「それが大人の世界というものなのよ。」

嘘をつくな。子どものときは大人にしつこく言われます。
でも大人はあっちこっちで嘘ついてばっかり。
「それが大人の世界というものなのよ。」

戦争は悲しい。子どものときそう教わります。
でも世界は戦争だらけ。
「それが大人の世界というものなのよ。」
?????

違うでしょ〜。
戦争を理不尽な大人の世界のものにしてはいけません。
戦争が起きるさまざまな理由、戦争を起こしたい人たちの存在、暗い面まで含めて子どもにも説明していかなければなりません。

そして、戦争の種は私たちの中にもあるということも。
例えば、人間の他者の悲しみに対する鈍感さ。
人間は直接目にしなければ人の悲しみになど気付かないまま飛行機から地上を爆撃することもできる鈍感な存在なのです。

私たちは、他者に対する鈍感さゆえ日常的に殺人に加担している可能性すらあるのです。
例えば、私たちが日本で安くておいしいものを食べている一方、
世界のどこかでは日本に輸出する食物を生産する農園で幼い労働者が過労で死んでいっているのかもしれない。
それに気付かず「お!今日はバナナが安いわね〜。」と喜んでいる私。
鈍感な間接的殺人者とも言えます。

私の中にもあなたの中にも戦争はくすぶっている。
その戦争を消し止めるには、遠い国の誰かの悲しみが想像できるだけの想像力と思いやり、そして正確に想像できるだけの知識が必要なのです。

そんなことを息子にはわかってほしいなと思うのですが、まだ小さいのできついか。

この絵本が子どもの反戦入門書だと思えば「悲しい」だけでいいのかもしれないけど、
もうちょっと違うアプローチもあるんじゃないかなと思いました。
ま、これは昔の絵本ですから仕方ないけど。
現代にふさわしいものも読ませたい。
原作ですよね? ★★☆☆☆
かわいそうなぞうとタイトルがついているので、メインはこれだと思うのですが・・・あまりにそっけなくてがっかりしました。子供の本なのでわかりやすく書かれているのかもしれないですが、もう少し背景(飼育係のひとがどれだけぞうをかわいがってきたかとか本題に入る前に戦争まえの動物園の様子とか)にちからをいれてほしいと思いました。題材がすごいだけに残念です。