ここまで読んできて気が付いたけど、ベラは大人になった。（必殺テクも身に着けたし、逆にジラしテクニックも？）ジェイコブも相変わらずガンガンアタックをかけつつも、すこーし大人になってベラがくさくてもかまわないそうです（笑）。エドは逆に人間らしくなってきた。ジェイコブにぶちぶち文句ゆってみたり、ベラに迫られてたじたじだったり。
本筋はまじめなんですが（はぐれ吸血鬼も集団となって出演しましたし）、むしろエドたちのそんな一幕のほうが今回面白かった。
まだ続いてうれしいですが、もう1年かぁ。まちきれなーい。（毎回3巻ごとにこの言葉かいてるなあ）

トワイライトの９巻となりました。
エドワードが離れてできた深い三角関係にピリオドがとうとう打たれましたね。

第３弾のこの物語ですごいのは、エドワードの行動です。
ベラから離れた自分を許せず、またベラに寛容でいようという姿が描かれています。
しかし、寛容な態度の裏側にはベラが離れていかないようにするための考え抜かれた行動にも受けとれます（笑）
男性的な魅力を持ちながら、ずば抜けて頭脳的な（策略家（笑）？）エドワード君の姿をみてほしいです☆

内容に関してのレビューではありませんが、
ヤングアダルト小説のためか表紙とタイトルとオビの煽り文句がやや気恥ずかしいですね。
文章中で、ジェイコブの１人称がぼくと俺とが入り混じっている点が気になりました。

表紙のベラの目が赤くなっていて、まさかとは思いましたが、考えすぎでした(笑)
戦いに決着がつく巻です。
ベラとエドワードとジェイコブの関係が少しぐらつき、その場で流されるベラに少し腹が立ったりしました。

まだ完結ではなくて、第4期があるそうですね。
原作の1冊が分厚いので、次も日本語訳版3冊分(10〜12巻)が出ると思います。
映画化情報も楽しみです。

ベラとエドワードのイチャつきっぷりと、ベラが自分のジェイコブに対する気持ちに気付く事がメインなのかもしれませんが、
この３期で終わると思っていた自分としては、ただ『ダラダラ』感しかないです。
２期発売から１年待って完結しなかったのは本当に残念。まぁこれで終わってもおかしくない気もしますが、そういうわけにもいかないのでしょう。