あなどりがたいストーリィ・テイラ
★★★★★
シリーズものの最終巻。しかもこれだけキャラクター作りに力を注いだ作品である以上、ここまでくれば読者はもう自分の好きな登場人物に感情移入しまくっている状態。最後のクライマックス、凡百の作家ならば単なる格闘シーンの連続になるところ、このひとは決してそうは描かない。にもかかわらず、あの緊迫感を持続させるちからワザは大したもの。正直、感服です(ギャレットの演説、相当かっこよかった!!!)。
ひさびさに、純粋な読書の楽しみを味あわせてくれた作品。日頃、小難しい文学ばかり読んでいるひとたちにこそ、こんな幸福感あふれる物語を読んでもらいたい。ティーン向けのロマンス小説などと決め付けてはいけない。あなどるなかれ、このひとは凄い!!!
終わってしまいました〜
★★★★★
大好きな作品の一つ とうとう最終巻です。
思えば1期の3冊を書店で表紙買いしてから
日本語版が待ちきれずに原書を購入し、毎回必死で読んでおりました。
ほぼ英語力がないのにがんばってなんとかこれだけ読みきれたのは愛のおかげですね(笑)
11巻発売後、ジェイコブの行く末は予想できたのですが
ヴォルトーリやレネズミ、そしてベラはどうなっちゃうの!?と
どんどん悪い方向に流れ、問題続出の物語にハラハラしましたが、
ここまでうまく納まるとは・・・ホント最高のまとまりでよかったです。
個人的にはチャーリーのオチがスキです。いいのか?そんなんで!?w
しかし、すっかり親バカになっている皆々様がほほえましいですネ。
映画もとても楽しみですが、是非いろいろと続けて欲しい作品です。
ジェイコブ&レネズミ版とか・・いや、やはりエドワード話も必須?
勝手に期待しつつ、何度も読み返したいと思います。
最終巻。。。
★★★★★
人間の女の子ベラと吸血鬼エドワードのロマンス、
シリーズ第四期4巻にして最終巻。
ベラとエドワードの子どもが、掟破りの不滅の子だと
御旗をかかげ、カレン一家に対するヴォルトゥーリ。
カレン一家は、友人たちとともに平和裏に解決しようとするが。。
一転、戦闘モードの緊迫の巻です。
ヴォルトゥーリの前に、無力感を感じるベラ。
けれどベラもまた吸血鬼の一人として、戦うために修行を始めます。
吸血鬼のベラって、もっと違和感があると思ったけど
体力的・能力的にはあがっていても、考え方なんかはベラのままで
すんなり馴染みました。
あとエドワードとベラの絆が、これまで以上に感じられて。。
悲壮な場面でも、どきどきしました。
訳者あとがきでは、しっかり完結と書かれていますが
まだまだお話が続いても不思議はないフリ(ヴォルトゥーリはあきらめない、とか)もあり、続いてほしい!
せめて外伝だけでも!
ハッピーエンドとは思ってましたが。
★★★★★
ここまできてハッピーエンドでなかったら泣くぞ、と思いつつ、最終巻。予想は裏切られましたが、期待はうらぎられなかった・・・。と思う。
カレン一家みたいな家族の絆ってうらやましいですね。血のつながりではなく、愛情によってつながれている一家。
そして、ネッシーことレネズミとジェイコブ。よかったね、ジェイコブ。今までで一番すっきりしている様子。犬向きになりましたね。
最後にベラとエドワード。最後の10ページが一番よかったかな。
また、最初から読もうかな。
その前に、映画か!!ちゃんと最後まで作って欲しいと思います。