本はいいが、CDが…
★★★☆☆
文法中心の本はなかなか取っ付き易いものがない中、丁寧な解説で大変分かりやすい本書は貴重でしょう。私はフィンランド語既習者ですが、難関といわれる母音調和や所有接尾辞の解説もすんなり理解できました。
ただ、CDはがっかり。折角テキストは会話形式になっているのに、発話ごとにいちいち日本語→トルコ語となっており、通して聴くことができません。おまけに、男女どちらの台詞もすべて一人の男性が読んでいます。日本語は明らかに冗長。べったりしたナレーションが正直苦痛なので、CDはもう最初からなかったことにして別の音声教材を買います。音声をたっぷり聴きたい人はご注意を。