宝引の辰捕者帖のシリーズを読んでいる方にとっては、まさに待ちに待った新刊といったところと思います。特に表題作「鳥居の赤兵衛」は、泡坂(本当は、己でなく巳ですが)作品を好む読者なら、「あ~~~やっぱり!!!」という・・・。
私は、「凧をみる武士」が最初の読了となりましたが、この本も決して期待を裏切らない泡坂作品であることに間違いはありません!!!