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兵士を見よ (小学館文庫)

価格: ¥812
カテゴリ: 文庫
ブランド: 小学館
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等身大の自衛官を描くドキュメンタリー空自編 ★★★★★
 この10年、自衛隊を取り巻く環境は大きく変わった。一方的に予算を減らされながらも、海外派遣、災害派遣、戦闘機部隊の削減、空中給油機の導入、ミサイル防衛等々。
 しかし、実際にその組織の中で働く個人に焦点が当たることは少ない。著者には何のイデオロギーも戦場での武勇伝もない。ただ、任務をこなす隊員達に丹念にインタビューし、仕事の内容を詳しく調べ、文章にしていく。
 肉体の限界に挑戦する戦闘機パイロット、そのパイロットから救難ヘリへの転属を言い渡され必死に救難パイロットの道を探る者、極寒の山中にあって3交代でレーダーに向かい不審機を警戒するレーダー員達。
 何かあれば世間の冷たい視線を浴び、災害救助などすぐやって当たり前と見なされる立場のプロフェッショナルを冷静に、かつ暖かく見ている。
必読の力作 ★★★★★
 著者は、「メディアの興亡」、「兵士に聞け」など、長期にわたる綿密な取材と卓抜した構成力により問題作を発表してきた。本書は、「兵士に聞け」に続く自衛隊シリーズ第2弾であり、航空自衛隊の戦闘機パイロットをとりあげたものである。

 630ページに及ぶ大作であるが、F15パイロット本人、家族、機を整備する人々、そして戦闘機パイロットから救難隊に転属になった人などを多面的にとりあげており、少しもあきさせない。「戦闘機パイロットたちは、こんな世界を生きていたのか」と驚き、感動する。

 自衛隊に賛成する人も反対する人も様々であろうが、そのような政治や論理を超越した、ファイターパイロットの人生そのものが描かれている。このような迫真のルポが描けるのは、著者自身が戦闘機に搭乗する体験をしたり、パイロット個人に長期にわたり密着したりする綿密な取材があってのもの。必読の力作である。

(私は本書を新潮文庫版で読みましたが、現在は小学館文庫から出版されているので、新潮文庫のレビューを転載しました。)
必読の力作 ★★★★★
 著者は、「メディアの興亡」、「兵士に聞け」など、長期にわたる綿密な取材と卓抜した構成力により問題作を発表してきた。本書は、「兵士に聞け」に続く自衛隊シリーズ第2弾であり、航空自衛隊の戦闘機パイロットをとりあげたものである。

 630ページに及ぶ大作であるが、F15パイロット本人、家族、機を整備する人々、そして戦闘機パイロットから救難隊に転属になった人などを多面的にとりあげており、少しもあきさせない。「戦闘機パイロットたちは、こんな世界を生きていたのか」と驚き、感動する。

 自衛隊に賛成する人も反対する人も様々であろうが、そのような政治や論理を超越した、ファイターパイロットの人生そのものが描かれている。このような迫真のルポが描けるのは、著者自身が戦闘機に搭乗する体験をしたり、パイロット個人に長期にわたり密着したりする綿密な取材があってのもの。必読の力作である。
世界最強 ★★★★☆
いくら中国の反日勢力が騒いでも、北朝鮮が脅してきても、彼らが日本に攻めてこない理由。それはこの本を読めばすぐわかります。
世界最強の戦闘機F-15.この戦闘機のものすごさは最大9Gの係るコクピットとアフターバーナーを爆発させて垂直にスペースシャトルよりも早く高度1万メートルに到達する上昇能力の全てを、筆者である普通のオジサンが体験することで我々の感覚が疑似体験できるのです。

そして日本にも存在したのだ、あのトップガン。超人的なウルトラCを矢継ぎ早に繰り出すさまは読んでいて興奮します。こんなものすごい戦闘機と超人がこの日本に居ただなんて。

ちなみに米国以外にこの戦闘機を保有する国は世界でも僅かだそうです。
日本封印 下巻は何処に ★☆☆☆☆
2000年に発行した「日本封印」の下巻はどうなったの。上巻の最後で〈下巻へつづく)と確かに記入されているので、約4年待っているのですよ。「兵士を見よ」も良いけれど、「自分の足元も見よ」!しり切れとんぼ状態の創作作品に責任を持ってもらいたい。