まず、予告編と完成祝賀会等の映像のはいったＶＴＲを観ました。

そして、記念のＴシャツを着ていました。

本編を数週間後に観て、良いと思いました。

ちょっと高いガチャポンで、組み立て式の置物を買いました。

楽しかったのです。

どうもストーリーが練られた感じがなく、継ぎはぎの感じがする。色彩が妙に暗くて入り込みにくい。正直がっかり。

結構、制作に時間をかけたわりには、なんかストーリーが練られてないというか、行き当たりばったりな印象を受けた。

まあ個人的には、この作品には全く期待してなかったので、凡作なのは予想通りといえば予想通りなんだが。

大友克洋ってアニメ監督としては、「アキラ」のヒットだけの一発屋なんじゃないの？って思った。

でもまあ全く楽しめなかったというわけではなく、最後まで見れたので、そこまで破綻している作品というわけではない。

声の演技は下手と言えば下手。とくにジジイがひどかった。

ところで、この作品のキャッチフレーズの「僕は未来をあきらめない」ってのは、やはり現代社会を風刺した言葉だったのだろうか。

舞台は19世紀のイギリス。科学技術が目覚しい発展を遂げていた時代。マンチェスターに住むレイは、オハラ財団に出向したため渡米している発明家の祖父ロイドと父エドワードと同じく、発明が好きな少年だった。ドンで国家の威信をかけた万国博覧会が開かれようとしているある日、レイのもとにロイドから謎のスチームボールが届いたことで、スチームボールを巡るレイの冒険が始まる。

レイとその父親、祖父の思想の違いを描く作品なのかと思って見ていたら、中盤からメカや建物の破壊が始まります。飛び散る瓦礫、歯車。リアルに描かれる破壊のシーンが「AKIRA」と同様に やりすぎちゃっててストーリーを追うのが不可能になりました。「スチームボール」って結局なんだったんだっけ？覚えてません。
ストレスが溜まった人によいかと思われます。「AKIRA」同様「萌え」がないのでそのへん考慮に入れて視聴してください。

　この映画の凄いところは、予算と時間をたっぷり使った丁寧な作画と映像技術だ。「AKIRA」もそうだがその点は評価に値する。そして内容だが、他の人がレビューしているように途中からよくわからなくなります。私としてはスチーム城が飛ぶのはやってほしくない演出でした。主人公の親父とじいさんの人間関係も不完全燃焼みたいになってしまい惜しいです。それとエンディングにあるその後のストーリーみたいなのは好きですよ。写真一枚からキャラの人生を想像したりできますしね。終わりは中途半端かもしれないですが続編はいらないと思います。
　私は個人的に19世紀のイギリスという世界観が大好きなので見ていて飽きませんでした。賛否両論だがそんなの気にするな。自分が見て面白かったらいいんだから一度は見ておけ。