ライヴ・エイド★初回生産限定スペシャル・プライス★ [DVD]
価格: ¥9,990
“音楽が歴史を変えた日”、1985 年7月13日。この日、アフリカの恐ろしい飢きんと戦う資金を集めるために、ライヴ・エイドのコンサートが開催された。ライヴ・エイドは、ボブ・ゲルドルフの発案と数え切れないほどのミュージシャンや技術者の努力の結晶であり、大きな災難に苦しむ人々を助けるための純粋で啓発的な行動だった。ロンドンとフィラデルフィアの2ヶ所で開かれたコンサートは全世界に放送され、今また4枚組 DVDとなって運動を推進する(本作の収益金はバンド・エイド・トラストに寄付される)。
本作は、飢きんについての悲痛なドキュメンタリーで幕を開け、ゲルドルフの協調的な人柄がよく表れた2つのヒット・チューン――バンド・エイドの「Do They Know It's Christmas?」とUSA・フォー・アフリカの「We Are the World」――のビデオへと続く。ライヴ・エイドは映像ソフトとしてリリースすることを意図したものではなかったため、テレビ映像の保存状態に問題があり、多くの部分が欠落するとなってしまった。したがって、再結成に近い状態で出演したレッド・ツェッペリンの勇姿や、ボブ・ディラン、ロン・ウッド、キース・リチャーズが加わった伝説のセッションを本作で見ることはできない。当時の人気者によるステージのいくつかは、今見ると懐かしさに笑みがこぼれたり、頭をかきむしりたくなったり(キキ・ディーのファンの皆さん、心当たりがあるのでは?)。しかし、中には掛け値なしに素晴らしいと言えるパフォーマンスもチラホラと確認できる。たとえば、日の出の勢いを見せていたラップ・ムーブメントから唯一このイベントに参加したRUN DMCのステージだ。本作に収められた音楽の多くはもう賞味期限切れだが、ここにみなぎっている一体感はタイムレスなものである。(Ryan Boudinot, Amazon.com)