二人の本当に中学生の頃の真っ直ぐで純粋な気持ちが随所からにじみ出ていて、
自分の思春期の頃の純粋だった気持ちを思い出してしまう事でしょう。
しかも富良野や美瑛の四季移ろいゆく風景がとても美しいこと。
家庭の事情で、夢をあきらめ、純の前からも人知れず去って行かなければ
ならなかったれいの心。雪の上に残った、一回振り返って、去って行った足跡。。
尾崎豊の歌はこれ以上にないジャストマッチで、
ラストシーンの、心に少しやましい気持ちがありながらも旅立つ純へ
五郎が渡したなけなしの餞別も、親の愛は計り知れないものなんだって、
涙なくして見れません。