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ケイゾク(2) [DVD]

価格: ¥4,104
カテゴリ: DVD
ブランド: キングレコード
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   1999年にTBS系列で放送され、人気故に2000年には劇場版まで公開されるに至った刑事ドラマの異色傑作。警視庁捜査一課二係配属となった新人・柴田純(中谷美紀)。二係の仕事は一係が迷宮入りと判断した数々の事件を名目上捜査継続するというもので、メンバーは基本的に閑職に甘んじている様子。だが、普段は社会常識を持たないダメ人間同然の柴田が、謎解きに関してのみは天才的な能力を発揮、次々と難事件を解明していく。
   ミステリマニアが嬉しくなるツボを心得たオーソドックスな謎解きミステリーとして始まりながら、シリーズ中盤からサイコスリラーへと方向性が変貌、堤幸彦ならではのテンポのいい演出や、細部に仕掛けられた細かいギャグとあいまって、魅力的かつ異様な印象を残す。(田中 元)
それにしても、オモシロ過ぎるこのドラマ・・・はまりまくりです!! ★★★★★
1話〜2話を観ると、やっぱり観ちゃいますね・・・色褪せないこの魅力は一体なんなんだろう、本当おもしろい!!3話「盗聴された殺人」(密室殺人:視聴率10.8%で視聴率一番シリーズで低いよう)・4話「泊まると必ず死ぬ部屋」(密室殺人)・・・「怪奇大作戦」と「Xファイル(古!)」の感覚に陥ります。真山に送られたVTRから、どのように展開&発展していくのか次の巻が楽しみです。1999年の作品でしょ、凄まじいオーラに脱帽!!金あれば、BOX買います(笑)。
両極致が奇跡的融合 ★★★★☆
魅力はそこにあるよなア。精神と感情その魅せ方があまりに両極端であり、その中間が皆無的
なので、どうにも形容できない超現実的な世界観が成り立っている。そして、その中間のない
感覚が時代性とマッチした事もこの作品が成功した理由だろう。
陳腐になるのであまりに使いたくない言葉だが、第4話などは完璧としか言い様がない程洗練
されていると思う。不可能を可能にする謎解きは基本ダラダラしそうなものだが、それがない
凄さ。結局演出がものを言っているんだろう。堤幸彦のエスプリに魅せられます。
例え殺人を行った事は後悔すべきだ! ★★★★★
 TVシリーズの二巻。今回は三話と四話が収録されているが、どれも味の深い内容となっている。特に四話はいかにも堤演出らしさが濃厚で好き。三話は夫を殺された事に復讐を燃やす母親が殺人を実行するが、彼女は最後にこう言う。
『私は後悔なんかしてないから』
 例え復讐の為、子供の為とはいえ、殺人は赦される事ではないと思う。自分一人だけならまだいいが、殺人を犯した為に子供と離れ離れになり、子供は寂しい思いをする(自分は子供は嫌いなのだが)。最も重要な事は母親が原因で他のどうしようもない子供らに『御前の母ちゃんは人殺し!』と虐められる事だ。子供を守ろうと奮闘した結果が、最悪の展開になってしまうのだ。その事も考えて母親は後悔すべきだと思う。
 特典の『野々村光太郎の愛の日々』はくだらなくて良い。
どうでもいい情報ですが・・・ ★★★★★
DVDにある毎日継続新聞、「盗聴された殺人」に
「○を移動させるミステリー界空前絶後の大胆トリックが登場する」
とあるが、すでに1988年に歌野晶午氏が「長い家の殺人」でそのトリックを使っている。
ケイゾクの型 ★★★★☆
この2巻でケイゾクの型が形成されたといえると思います。真山の「頭くせぇ」発言・サバ男・・すべてが、これからのケイゾクでは欠かせない要素です。柴田と真山コンビの関係性が確立されつつあって、ますます目が離せません!!