シリーズ第3作は、1作に登場した小島楓(松嶋菜々子)が再登場。かつての指導医である天才外科医・進藤一生(江口洋介)と共に、大地震に見舞われ生活機能がマヒした東京で、救命救急医として人々の生死に関わっていく…。
今後30年以内に、首都圏を直下型地震が襲う可能性=70%という政府の発表をベースに、震災の被害を受けた人々と彼らを救うべく奔走する医療関係者の姿を描いたシリーズ。何よりもその真面目な制作姿勢に頭が下がる。現実的な題材にフィクションのキャラクターを投入し、そこから発生するドラマを盛り上げる作業は、ともすれば過剰な脚色に走ったり、キャラクターが現実離れしたりという罠に陥りがちだが、このシリーズは被災者への配慮や目配りをしつつ、ドラマとしての盛り上がりとキャラ描写の丁寧さにおいて最高の成果を残したと言えるだろう。松嶋、江口といった主役級は言うまでもなく、「水曜どうでしょう」の大泉洋、クールな中に一粒の優しさを見せる小市漫太郎、プロフェッショナルを体現した看護師長役の鷲尾真知子といった面々の地に足をつけた演技が、この骨太なドラマをがっしりと支えている。(斉藤守彦)
東京が
★★★★☆
もし東京がマヒしたら救命病棟はどうなるのか?いきなりショッキングな場面からスタート。医師、そして議員まで登場。本当に緊急になった場合の救命病棟スタッフの判断は?色々なことを考えさせられました。第一、第二シリーズとメンバーも一新し、見どころアップした感じがしました。
大好き
★★★★★
救命病棟24時大好きです。地震をテーマにした3シリーズ もし自分が住んでいる地域が地震だったらって共感出来ます是非欲しいDVDです。
絶望の中でも希望の光を忘れない
★★★★★
私は第7回のラストシーンが一番好きです。楓の肌に浮かぶ汗のテカりと爽やかで力強い笑顔。絶望の中にある希望を見失わずに光に向かう楓の姿に拍手喝采を送りたい。
関東にマグニチュード7レベルの大地震が起きたら。。。
★★★★★
関東に大地震が起きたら。。。。の設定の今回のドラマ、色々考えさせられました。特に、素人レベルの話では、まず食料調達をどうすべきかが大切だと気付かされました。最低3日分の備蓄は必要だと実感しました。普段から缶詰などを買い込んでおくものですね^^それと、医療レベルでの大変さ。最終回では、食中毒が発生して、医師・看護師の3分の2が倒れてしまうという設定。残りの医師たちだけで患者に対処しないといけない。そのためには1日22時間労働を強いられる。睡眠は1日1時間。どう考えても、他の病院からの応援がなければ対処できないように思います。しかし、場面は震災直後!!他の病院も手が開けられず。
というように、東京が麻痺しちゃうととんでもない事態に陥る、経済が麻痺する、日本が支援国家から支援を受ける国家に転落しちゃう、と、個人一人一人が考えるべき課題をクローズアップさせてくれるドラマのように思いました。
たとえ、大きな悲しみ・・・何度でも・・・立ち上がるヒトの強さと
★★★★★
この作品は、災害時の医療・・・救急医療の物語という範疇を越えた、どんな時でも、何度転んでも立ち上がる人々の物語です。
大きな悲しみと苦しみの中で、それでも頑張る医療従事者・・・松嶋菜々子さん演じる小嶋先生、江口洋介さん演じる進藤先生をはじめとする、高度救命救急センターの医師たち・・彼らも被災者ながら、東京被災という未曾有の大災害のなかで、自分のできることを精一杯演じております。
そこには、明日を諦めない、未来を諦めない・・・・そして、命を諦めない・・たとえ、何度転んでも立ち上がる姿が映し出されています。
私は、このドラマに出逢う事ができて、よかった・・・心からそう思います。
もし、ご覧になっていない方がおりましたら、お勧めします。
きっと、もう一度頑張れる・・・何度転んでも・・・そんな作品です。