このアプローチはいわゆる「選択的PHC(プライマリーヘルスケア)」ですが、やはりアルマ・アタ宣言の基本に立ち返って「包括的PHC」を目指さなければならないというのが著者らの主張。うなずけるところ多し。もちろん、ユニセフやWHOに対する著者らの批判は「友情に基づく圧力」(p.398)です。