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いのち・開発・NGO―子ども健康が地球社会を変える (「開発と文化を問う」シリーズ)

価格: ¥4,104
カテゴリ: 単行本
ブランド: 新評論
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世界の最も憂うべき問題は貧困です ★★★★★
世界の貧困の原因は?解決法はないのか?
なかなか解決の糸口をみないこの重大な問題について、それを生み出している世界的な構造について解説しています。

より多くの方がこの問題への関心を深めてくれることを望みます。
住民主体の保健活動は可能か? ★★☆☆☆
発展途上国の健康改善には、医療技術だけでは解決不可能であり、途上国の社会状況こそが決定要因であるとした上で、これまでのトップ・ダウン型の医療制度ではなく、地域住民主体の保健活動を通じた、包括的プライマリー・ヘルス・ケアによって健康改善をはかるべきであるとしている。経口補水療法(ORT)などの例から、医薬品に頼らず(むしろ有害と断じ)、住民が主体的に健康意識を高めて行くべきであり、さらには、より平等な社会に向けて行動をおこすべきとのこと。
保健医療の枠を超え、社会的公正を目指そうという思いは理解できるが、保健の経済的側面を無視し、革命を賞賛するような主張はいささかラディカル過ぎるように感じた。先進国はトップ・ダウン型でも健康改善を成し遂げてきた。この成果を無視するべきではないと思う。
読みにくい翻訳 ★★☆☆☆
翻訳が固すぎて、読みにくい。

1文が長すぎたり、接続語がおかしい。

言いたいことが伝わるまで、かなり時間がかかる。
子どもの命のためには ★★★★★
ユニセフが中心になって展開してきた「子ども生存革命」の有効性を検証。達成可能な目標を前面に打ち出し、トップダウンでその実現を目指す最近のユニセフ等のアプローチの効果を、経口補水療法(ORT)を例にとって詳細に検証したものです。

このアプローチはいわゆる「選択的PHC(プライマリーヘルスケア)」ですが、やはりアルマ・アタ宣言の基本に立ち返って「包括的PHC」を目指さなければならないというのが著者らの主張。うなずけるところ多し。もちろん、ユニセフやWHOに対する著者らの批判は「友情に基づく圧力」(p.398)です。