ブリテンを支配していたローマ軍の指揮官Marcusは、戦闘で足を負傷し、軍団を退いて叔父の元に身を寄せる。
Marcusは、いつも気がかりだった亡くなった父の所属していた第9軍団の話を叔父の友人総指揮官のClaudiusから聞く。そして、第9軍団のワシを取り返すために、剣闘士だったEscaと共に、北の地カレドニアをめざして旅立つのだった。
話は、展開が早く、ドキドキ、ハラハラで進み、一気に読むことが出来ました。
お奨めです。
つまり、第9部隊が北方遠征に失敗し、帰還しなかっ
たにも関わらず、ワシのみが何故か帰還していると
いう事になっているのである。
そこで作者は史実に基づいたミステリと創作を重ね合
わせた。第9部隊に属していたある戦士の息子が父親の
消息を探る為、冒険に繰り出し、金のワシを敵陣から
取り戻したというストーリを考え出したのである。
この作品は Oxford Bookworms Library Level 4 1400
words のシリーズ。