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彷徨える艦隊3 巡航戦艦カレイジャス (ハヤカワ文庫SF)

価格: ¥882
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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リオーネ副大統領ご乱心〜 ★★★★☆
 シリーズ第3弾では、冒頭ギアリーの用兵によりあまりにも自軍の被害が少ないことに混乱した自動兵站システムが誤作動を起こし、弾薬、燃料電池の原料不足という思わぬ事態に陥ります。まるで、優秀なマーケティングマネジャーが予想以上に売り上げを伸ばしたことにより、在庫不足に陥った企業を思わせます。企業にとってはうれしいことなのですが組織にはそれをマーケティングの落ち度だと攻撃する部署が現れるのは今も未来も変わらないようです。

 略奪により原料不足を解消した艦隊はラコタ星系で、新たな戦いに臨むが・・・本巻では戦いの行方とともにギアリーとリオーネの仲に新たな展開があります。何かとギアリーを翻弄するリオーネは本国でも人気薄だそうですが、こういう女性って確かにいますよね。私は嫌いじゃありませんけどね。その他第1巻からちらほら見え隠れする異星人も次第に明らかになってきます。

 戦闘シーンが少なく地味ではありますがシリーズ中ではそれなりの進展が見られる巻になっています。私は読み出すのが遅かったので、順繰り連続で読んでいるので速やかに第4巻を読むことができたので気になりませんでしたが、リアルタイムで読んでいてこの終わり方だと次が出るまでつらかっただろうなぁと思いました。3巻購入時は4巻も同時購入をお勧めします。
シンプルで潔い宗教観が新鮮 ★★★★★
軍記は中盤 読んでの通り それはさておき一巻でへえぇと思い 読み進むにつれてシンプルで潔い祖霊信仰がとても新鮮に思える ハリントンの宇宙ではローカルな宗教戦争があったり多宗教が共存していたりと大層賑やかだし 「反逆者の月」でもローカルでは“ああ勘違い”な宗教があり その発展型らしい「オペレーションアーク」ではその勘違いとの闘いがヤッコラサな感じで描かれている この軍神ギアリー伝ではどうやら宇宙は祖霊信仰で統一されているらしい 知識があるわけではないが ネィティヴアメリカンに由来するものだろうか 少なくとも宗教戦争だけは起こらないですみそうだ いかにも武人にふさわしい宗教観で 感動ものです 
本巻はぐだぐだ次に期待。次巻が出た後に続けて読むのも吉。 ★★★☆☆
「屈強なヤンウエンリィ」的であったはずの主人公が、やり場の無い性欲に苛まれる高校生並みの感情に陥っております。この先をきたいしませう。
「遅いじゃないか。ミッターマイヤー・・・・・・。」
期待値からは外れるが是非読んでください! ★★★★☆
何処かで読んだような感想ですが、戦争物にありがちな設定で新鮮味はない。
しかし、それでも読み始めるとやめられないのが作家の力量か!
所詮、翻訳のレベルで内容が変わるので、一概に決めつけられないが、このシリーズは久々のものであった。
『ドーントレス』という名前には独特の響きがあり、私などの世代には最高のロマンをもたらせてくれるが、最近の若者にはどうなのだろうか?
EEスミスのドーントレスは少し意味合いが違うが、米国での知名度は相当なものなのだろう。
とにかく満点は出せないが、敢えて取り上げた作家の根性と、飽きさせないスリリングなストーリー展開、そして常に正義ばかりではない点は私のような根性曲がりにも一気に読破させる面白さが良い。
できれば原書と両方を読み比べると、日米の考え方、生活の差などにも(宗教性)気づかされ楽しみが倍増する。
つまらないわけではないですが中だるみ ★★★☆☆
2巻で有力反乱分子の話を片付けてしまっただけに、艦隊に不満分子はいるものももはや敵ではなく、残るは小物ばかり。あらすじにある補給話をこなしてしまうと、その後の展開が弱いというか、話は迷走。強いてあげるなら、異星人の見えざる脅威を強調してはいるものの、肝心の逃走劇の方は足踏み状態です。

読み終わってみると、あとがきがまさに本編の内容を過不足なく語っております。
幸いにして5巻まで刊行も決まったようですし、さくっと読んで4巻のときに読み直すもよし、あるいは話が動く4巻までがまんしてまとめ読みするも悪くないかもしれません。