インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

H8マイコン+C言語効率アップテクニック

価格: ¥3,360
カテゴリ: 単行本
ブランド: オーム社
Amazon.co.jpで確認
最適化の設定を詳しく説明している。すごくよい。 ★★★★★
最適化の設定を詳しく説明している。すごくよい。
「共通コードの統合」は、 あまり使っていただきたくない最適化とのこと。
効率向上の技術は、すごく大事です。
組み込みシステムをC言語で開発すると言う事とは? ★★★★★
前著の「C言語でH8マイコンを使いこなす」は、表紙が
黄色でした。今度の著作の表紙は”赤”です。警戒レベ
ルが上がった!と言う意味でしょうか?。

前著はまだ冷静に読めましたが、本著は冒頭の数ページ
から落ち着かなくなる事請け合いです。なんせ”赤”で
すから。
「そう言えばあの時のプログラム、どうしたかなあ。」
と、つい回想してしまうでしょう。

前著の出版から約一年で今著が出版されました。前著を
読まれてC言語で開発を始めた方も、そろそろプログラ
ムの効率の側面から、色々問題が出ている頃でしょう。

では、具体的な解説をしましょう。例えばこの様な効率
アップの話が展開されます。

統計に拠れば、プログラムの8割がループ処理だと言う
事です。と言う事は、ループ処理を何とかするだけで、
相当の効率アップが望めそうですね。

そこでループ処理内部で使用する変数に配列を使ってい
たら、ポインタ型にするだけで、スピードアップが可能
となります。
また、アルゴリズムを工夫するだけで、スピードアップ
が可能です。
皆さんプログラムを工夫していますか?。

最近H8マイコンを使った沢山の書籍が有りますが、その
多くがハードウエアをどう設定すると言った解説ばかり
に思えます。
しかし、コンピューターはソフトウエアが無ければ動か
ないので、言わばソフトウエアもコンピューターシステ
ムの一部であり、このC言語の効率を上げる事は、シス
テム全体の性能アップに他なりません。

著者の鹿取氏が本を書くまで、言語の側面からマイコン
システム開発を論じた書籍は殆ど無かった様に思えます。
その意味でもこの本は、マイコンのシステム開発をされ
ている全ての人に有用だと思います。