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今さら聞けない科学の常識―うろおぼえを解消する102項目 (ブルーバックス)

価格: ¥1,050
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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いろいろ面白情報が掲載されています。 ★★★★★
いろいろ面白情報が掲載されています。
 シャンプーについての話題はためになる。しゃんぷーするときは、地肌をマッサージするように洗うとよく、しっかり洗い流す。溶液が薄くなって初めて働き始める高分子化合物が含まれている商品がある。
 メタンハイドレートの話題は、本書ではじめて知りました。天然資源で、燃える氷ともいわれる。石油の半分の二酸化炭素だという。
多彩な常識 ★★★★☆
常識としての科学の説明です。
簡単に説明してあるので、
物足りなく感じる部分もあります。

自然現象を科学的視点で見るきっかけに
なるような本だと思います。
知識があると、身の回りのものがちょっとだけ違って見えてきます ★★★★★
血液型や血圧やDNA、あるいは乳酸菌やカフェインなどの食品関係、さらには蛍光灯やシャンプーといった身近なものから宇宙などのスケールの大きなものまで、さまざまな事物をわかりやすく説く、といった一冊。
新聞の連載が基本になっているということで、読みやすい・・・かというと、筋金入りの科学ダメ人間の私には、それでもまだ難しめではあった。
だが、何しろ書いてあることが面白いので、どんどん読み進められる。

タイトルに「うろおぼえを解消する」とあるが、ものによってはまったく正反対のことを覚えていたりもするから怖い。
たとえば今の人の栄養状態からすれば、「日光浴」などはほぼ必要ないのだそうだ。
やっぱり、こういった知識はちゃんと持っていなければダメなのだなぁ・・・と痛感。

そういった意味で、知的好奇心を刺激するだけでなく、日常に役立つ一冊でもあります。
簡単で平易 ★★★★☆
新聞の連載記事をまとめたものということで、身の回りの事象について簡単に分かりやすく、「科学的」に書かれています。
ただその分野についての知識がある人間からすれば、寸足らずの表現も多いように感じます。文系の人には「なるほど」、理系の人には(特に図やグラフが)「ちょっと不正確」といったあたりのレベルの内容になっています。それぞれ3ページ程度にまとめているのだから当然といえば当然ですが。
巻末には索引がついているので、文系の人にとっては一読の上、机脇に置いておくと便利な一冊といえるでしょう。
タイトル通り。平易で簡潔でわかりやすい。全部知っているという人は少ないでしょうね。 ★★★★★
「あなたの身近に"サラブレッド"(中距離用に交雑された馬)がいても、人生は瞬発力や持久力も必要な障害レース。勝負はわからない」。

102の常識を、「身体・生命」「食品・栄養」「身のまわり」「地球・気象」「資源・素材」「宇宙」「生物」「IT」の7つの章に分けて掲載。元々一般新聞用に書かれていて、図や写真も豊富で、文章も大変わかりやすく書かれている。よって、普段科学に縁のない人や、関係知識に乏しい方でも十分読めると思う。

ひとつひとつの内容は平易である。自分の専門分野などは、え、これだけか、といった感じすらある。ただ、この102全部について知っているという人は少ないでしょう。たとえば、「真空って何?」とか「ジェットとロケットって何が違うの?」「葉っぱはどうして赤や黄色になるの?」と子供に聞かれてちゃんと説明できる大人は何%いるだろうか。そういう意味では、タイトル通り「今さら聞けない科学の常識」を補うには格好の一冊である。

TVで時々紹介されるサンゴの産卵のシーンで出てくるものは、実は卵ではなく、「精子と卵が一緒に入ったカプセル」というのは知らなかった。また、「うるう秒」の調整のルールや仕組みとか、宇宙服は一着11億円で14重でその下にさらに紙オムツ、といったのはトリビア的。コンピュータ・マウスの複数形はmiceというのは、まあ言われてみればだけれども、今まで考えたことは無かった。個人的には、結構楽しく読めた上に、知っているつもりで実はよく知らなかったこともいくつかこっそり理解できたので、5つ星です。