初期のチャラのスローバラードは何度聞いてもたまりません。

ボーカルとボーカルの間の静寂にこれだけ緊張感が出せる歌い方ができる人って少ない

気がします。ジャケットもいい感じが出ています。

初めてテレビで“恋をした”を歌っているのを偶然見た時、日本でもこんなクオリティーの高い楽曲をとても魅力的に歌う歌手がでてきたんだなあ、とすごく驚きました。
１０代の多感な時期に聞いていたのもあって思い入れもあるし、何度も繰り返し聞いたアルバム。疲れた体と心にすっと入り込んでくるような名バラード　violet blueをはじめgifted child,private beachなど今のＲ＆Ｂ系の楽曲と混ぜて聞いても全然古さを感じさせないと思います。
個人的にはチャラはこのアルバムと当時ＣＤシングルででた tiny,tiny,tinyが一番好きです。

ピアノをバックにブルージーな雰囲気が光る「ヴァイオレット・ブルー」は、Ｃｈａｒａ史上でも屈指のバラード。これまでのアルバムではあまり見せなかったソウルフルな歌唱力で、＜ガールズポップ＞の殻を破る実力を見せつけたと思う。

一方で「無人島〜」や「シャーロット〜」など当時の彼女の得意としたささやくようにポップなメロディを歌いあげた曲も健在。

デビューから３作目。
いよいよ知る人ぞ知る存在から大きく羽ばたいていくＣＤとして、今も心に残る一枚である。

ちゃらなんだよね？たしか。
violet blueは最初に買った彼女のアルバムだったが、
まぁとにかくviolet blueでしょ？この曲はすごいよ・・
この曲聞けただけでもこのアルバム買って良かったよ。
その他ももちろん良いんだけど、なんといってもviolet blue

このアルバムがgirls popsとしてピークの作品。これ以降アーティストとしての円熟を急速に深めていくが、同時にpopsとしての輝きは失われていく。これは憂う事ではない。当然のプロセスなのだ。しかし２度と取り戻す事が出来ない希有な時期である事もまた確かである。少女でもあるし女性でもある頃。年令で言うなら...１８歳前後の頃とでも言うべきだろうか。