(四)苦悩は活動への拍車である。そしてわれわれは、活動の中に生命を感ずる(カント)
(八)われわれが幸福と呼んでいるものも、不幸と呼んでいるものも、もしそれらを試練と受け取るなら、同じようにわれわれにとって有益である。
そして、「みんないい、みんな簡潔でいい・・・そうだ、そうだ・・・」とつぶやいたそうです。
12月31日の章でこの本は終わり、また1月1日からこの本は始まるのです。
12月31日
(八)時間というものはない。あるのはただ、無限に小さな現在だけである。そしてその現在のなかで生活は行われているのである。それゆえわれわれは、その現在のみに精神力のすべてを傾注しなければならない。
そして、上巻の1月1日
(一)第二義的なもの、不必要なものを多く知るよりも、真に善きもの、必要なものを少し知る方がよい。
と。