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われらの有人宇宙船―日本独自の宇宙輸送システム「ふじ」

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 裳華房
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:松浦晋也/著 出版社名:裳華房 シリーズ名:ポピュラーサイエンス 258 発行年月:2003年09月 関連キーワード:ワレラ ノ ユウジン ウチユウセン ニホン ドクジ ノ ウチユウ ユソウ システム フジ ポピユラー サイエンス 258 われら の ゆうじん うちゆうせん にほん どくじ の うちゆう ゆそう しすてむ ふじ ぽぴゆらー さいえんす 258、 シヨウカボウ シヨウカボウ 3067 しようかぼう しようかぼう 3067、 シヨウカボウ シヨウカボウ 3067 しようかぼう しようかぼう 3067 日本人が自分の手で自分のための宇宙船をつくるための指針をやさしく解説。まず、「ふじ」構想について、そして有人宇宙飛行の歴史をたどりつつ、スペースシャトルに代表される再利用型有人宇宙輸送システムの問題点を検証し、今後、日本がどうするべきかを考えていく。 第1章 日本独自の有人宇宙船構想「ふじ」第2章 有人宇宙船
目指せ、「宇宙のスーパー・カブ」!! ★★★★☆
 本書は、旧宇宙開発事業団による有人宇宙船のコンセプト研究に一役買った著者が、「ふじ」構想の概略を紹介しながら、今後の我が国宇宙開発の進むべき方向を示そうとするものです。
 著者によれば、スペース・シャトルなど再利用型の宇宙船は、技術的にもコスト的にも深刻な問題を抱えており、それよりも従来からの使い捨て式のカプセル型宇宙船を使用した方が合理的であること、そして、我が国としては、最先端の新技術をではなく、いわば「スーパー・カブ」のように安価で汎用性の高いシステムを目指すべき旨を主張しています。
 こうした主張を裏付けるため、過去の宇宙開発における様々な事例を持ち出すだけでなく、「ツィオルコフスキーの公式」なんかも引用しつつ、理論的な面にも簡単な考察を加えています。根っから文系の小生ですが、本書を読んで初めてこの公式の重要さが分かりました。
 「宇宙好き」にとっては、読んでいて嬉しくなるばかりか、たいへん勉強になる一冊ですが、他方では、他のレビュアーの方も指摘されているとおり、そもそも何故高いお金をかけて有人宇宙開発を進めるべきなのか、著者の考えは必ずしもはっきり述べられていません。政治家の無理解や官僚主義の弊害などはどの国の宇宙開発にも付き纏う事象です。より本質的な問題は、例えば、税金を増やしてでも軌道に人を送り込むべきか、もらえる年金の額を下げてでも有人宇宙船を開発すべきか、ということなのではないでしょうか。この点、日本における宇宙ライターの第一人者であり、「ふじ」構想にも直接的コミットしていた著者だからこそ示せる理屈や材料が、必ずやある筈です。引き続き、著者の活躍に期待していきたいと思います。
冒険をするのは子孫のためです ★★★★★
 有人宇宙飛行についての現実的な事ばかり書いた良い本だと思います。

 有人飛行の必然性は無いという人も居ますが、それを云うなら人類がアフリカから出て世界に広がる必然性もないです。日本人は悠久の過去から日本列島に住んでいたわけではないですし、地球環境が変われば日本列島から出て行かざるを得ないことも考えられます。日本の国際環境や地政学的環境は、日本人が日本列島を放棄したときに植民を許すような状態ではありません。おそらくかなりの将来に渡って、このような条件は変わらないでしょう。宇宙に進出することや他の惑星での領土権を主張することは、宇宙開発をする能力がある国なら出来ますが、無い国にはできません。宇宙開発ができるなら、木星の水素採掘権、彗星の水源や月の領土と引き換えに、様々な地球資源を獲得するチャンスができるでしょう。こんなことは労働力を宇宙に送り込める有人飛行ができなければ絵に描いた餅にすらならない話です。有人飛行を無駄な冒険という考えは、未来を放棄し子孫の繁栄のチャンスを奪うことにしかならないでしょう。

OCTOBER SKY ★★★★☆
宇宙に行くことに理由を求める人には向かない本。この本を面白いと思える人が世の中に増えるといいなと思いますが、現実は厳しいですね。
「ロケット・ボーイズ」や「夏のロケット」も併せて読むと良いかもです。
なぜ「有人」でなきゃいけないの? ★★★☆☆
技è¡"的にã"うすれば有人宇宙船ができます、という話はわからないでもない。ç·'ç¿'問題とã-ては楽ã-い。でもそもそもの出発点で、なぜ有人でなきゃいã'ないのか、というのがまったく書かれていない。スペースシャトルの失æ•-ã‚'見ても、無理に有人にã"だわるã"とに何の意å'³ãŒã‚るのか、というのは不明。一般人が宇宙に行ã'るように、というã‚"だã'れど、何のために?

有人でã-かできない何かが山ほどある、というならã"うã-た技è¡"的なç·'ç¿'問題ã‚'やる意å'³ã‚‚ある。でもそれ抜きで、とにかく有人宇宙船だ、とæ--ã‚'ふるばかりでは技è¡"屋のお遊びにã-かならない。まã-て最後の「江戸時代のãƒ'トロン精神ã‚'復æ'»ã•ã›ã‚ã€ã¨ã„う議è«-には萎える。要するに、自分がお遊びã-たいから無駄é‡'ã‚'つぎ込ã‚"でくれ、とä»-人にå'かっã!¦è¨€ã£ã¦ã‚‹ã‚ã'ね。図ã€...ã-い。ãƒ'トロンには、「自分ã‚'飼っているとã"ã‚"ないいã"とがある」というのã‚'説å¾-できなきゃだめなのだ。本書ではそれはできていない。ロマンだã'では、宇宙にはもう行ã'ない(å°'なくともé‡'は出ない)と思う。

簡潔明瞭 ★★★★★
新型の使い捨て宇宙輸送システム案の紹介から始まる、ユニークな入門書。
解説が分かり易く、世界の宇宙開発の歴史と現状を手っ取り早く把握するには、またとない本だ。
"自分も宇宙に行けるようになれば"という動機から書かれてはいるが、
現状の問題点はどこの国だろうがちゃんと指摘して、それに対する解決策も提言する、その流れの良さは痛快ですらある。

宇宙開発大好きな人、懐疑的な人、どちらにもお勧めする。