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嫉妬学

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日経BP社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:和田秀樹/著 出版社名:日経BP社 発売所名:日経BP出版センター(発売) 発行年月:2003年06月 関連キーワード:シツトガク アシ オ ヒツパル エンビー シツト ウエ オ メザス ジエラシー シツト しつとがく あし お ひつぱる えんびー しつと うえ お めざす じえらしー しつと、 ニツケイビ-ピ-シヤ ニツケイビ-ピ-シユツハ 6401 につけいび-ぴ-しや につけいび-ぴ-しゆつは 6401、 ニツケイビ-ピ-シヤ ニツケイビ-ピ-シユツハ 6401 につけいび-ぴ-しや につけいび-ぴ-しゆつは 6401 サラリーマン田中耕一さんがノーベル賞をとれた理由。「ゆとり教育」を、嫉妬学の観点から論破する!バブルと不況が招いたエンビー嫉妬の蔓延。東大卒の官僚・学者・マスコミ・医者はなぜ悪事を働くのか。…すべて「嫉妬」で理解できます。 第1部 日本の嫉妬構造を分析する(日本は、足を引っ張る「エンビー型嫉妬」
結構勉強になった、日本は陰湿な嫉妬・いじめが正当化されやすい? ★★★★★
和田さんの本って内容があまり・・・というのが多かった。が、この本は、結構内容・考察・分析が的を得ていたかな。

日本は村社会で同じて和せずというか、協調性・チームワークの名のもとの足の引っ張り合い見張りあいが多いなと、多少、息苦しく感じてました。そして嫉妬からの攻撃がチームワークを乱した、KYだとされ、正当化される。ベンチャー企業へのバッシングも異様だった。敗者復活戦がない風潮。本書でご指摘の通り、お役所的大企業などにも務めた事あったが、まさに何もせず、他人が失脚するのを仕込んだり、何もせず誰かがトライして失敗するのを待って、そういう人が残っていく構造だった。いかにいい仕事をするかでなく、自分がどのポジションか、半径数メートル以内の狭い中での嫉妬のしあい。辞めて転職して正解でした。

日本のマスコミは陰湿な嫉妬の正当化と親和性がある、とか。ホントいきすぎた有名人バッシングを恐ろしく不思議に思ってたから。確かに海外はゴシップはゴシップとして扱われ、正義面はしないからな。アメリカは嫉妬を正当化させない仕組みがある、とか。アメリカンドリームは目くらましだ、とか。日本の過去の権力構造を嫉妬回避という視点からみるのは、新鮮で説得力があった。またアメリカが、いうほど自由競争社会でない、階層別になっていて、貧乏人同士が足を引っ張っいてる、とか。成功者には敗者からの嫉妬の攻撃の危険性がつきまとう。成功者だって不遇なときやすさまじい努力があったろうに。もしかして、世俗的な名声・お金だけとか求めてない・余計かもだし。一流の人って色々読んでもそうだよ。努力やチャレンジ、自分で決断しない人に限って、わりと恵まれた環境にいても他人と比べて嫉妬する。人生はゼロサムゲームだと勘違いしてるのかな。日本の教育ってすごく管理的だし、クラスの中でのポジショニング、って狭い発想が、大人になってもそのままの気が。この世の中どう生きていくか。読んで考えて損はない。
思考するキッカケとして ★★★★☆
まず単純な感想は、「読みやすい」。 当初、心理学ということから小難しいのかと思っていましたが、さにあらず。 さすが日経で連載していた(忙しいビジネスマンでもサラリと読める)だけのことはある・・と勝手に納得。
エンビーとジェラシー、メランコとシゾフレ という2軸4方について冒頭で触れ、その解説に徹する構成です。 エンビーだと思わせる事例は、身の回りに確かに溢れており、その中の自分という人間がどう辿って、今どうしているか、TVを見て思っていること、隣人に感じること、様々が影響された結果かもしれないと思わされることばかり。 無論、ヒトは千差万別であり、唯一の論理で断じることは出来ませんが、「多くの傾向」として当てはまることでしょう。
冒頭で「読みやすい」といいつつ、一方で心理学的に実証されているかには言及されていません。 つまり、この2軸4方が既に前提となり、それを当てはめて実際の社会問題を解説しているわけですが、前提の根拠は特に示されていません。 その辺りが、個人的に「様々な問題を考察するための視点」として有力であり、一方で絶対視出来るとは言い切れない説だと感じました。
他に気になったことは、著者が身を置く医学の世界に対する思い入れが強いせいと思いますが、「企業は正しいジェラシー社会だ」とは言い過ぎだな……企業だって足を引っ張り、妬むヒトのほうが多いですよ。 企業は社会の一部である限り、エンビーの中でジェラシーに徹することは出来ません。
でも、読み物としても面白いので、なかなかオススメです。
嫉妬も自己を向上させ昇華させるためだけなら問題は無いが。 ★★★★☆
大抵の、世間一般を見なくても済む聖職者=先生と言われる人の特徴的性格である、自分の利害には敏感で、世間ずれしているが、
世の中の常識には疎い人が多い

しかし、先生と言うものは非常に嫉妬深い世界に生きている者であり、皆が皆大卒(院卒)ではあるが、そこからは自分の親元や配偶者、付き合いのある人、その他持ち物、住む場所、様々な物で付加価値を付けたがり、何かと見栄を張り合いながら、
お互いを牽制し合い格付けし合う生き物であるから、先生関係者は「何処そこの誰それさん」的なお金持ち・セレブ話が好きな人が多い。
この様な本を書いた和田氏も大変な場所に居る事が容易に想像できる。

また、私は今現在非常に嫉妬心強い「他人の足を引っ張り、集団や街ぐるみで人を攻撃する」県民性で有名な県に住んでいる。
その中の人々を見れば非常に嫉妬深く、そこから人を陥れようと他人の個人情報を探りまくり、常に虚しい見栄の張り合いをする地域である。

そして、その県の女性は非常に自己愛が強く華やかさも美貌も無いのに、人から賞賛をうける為の努力はせず、付き合う人やブランド物で自分を飾りたがる虎の威を借る狐振りが目に余る有り様で、常に賞賛を求め「あたしがお姫様じゃけーよ、あたしが一番」になりたがる。
特定の芸能人に粘着するだけではなく、一般人にも粘着する人も存在する。

更には高価な指輪を恋人から貰った女性に対し、県外の彼女の結婚式予定会場まで妨害電話をかけるほどの卑怯さを持つ県民だ。
これらの事例から私は考えたのだが、
嫉妬とは「圧倒的に相手に対して敗北しているにもかかわらず、その事実と相手の存在を認めたくないが故に、
自分の存在感を脅かす相手に対する攻撃であり、それは「相手の存在その物に対する恐怖」に基づいたもの」だと思う。

よくある話に「アンチはファンの逆心理」とあるが、アンチな人程、嫌いな身近な人物や芸能人・スポーツ選手等に関してよく知っているのだ。
そして、女性によくある話であるが、あからさまに嫌悪感を示してくるのに、何故か嫌いなはずの人物と同じ様な持ち物を持ったり、同じ趣味のサークルに入っていたり、似たようなファッションをする人が居る。
それも、ある種相手に対しての敗北感を認めたくないが故の恐怖の裏返し的な攻撃の一つなんだと最近分かったまでだ。
これも、嫉妬深い地域に住まねば我が身の実体験として一生理解出来なかった事かもしれない。

だが、和田氏の本を読んである種、嫉妬には2種類あるんだと言う持論が目から鱗だった、自己を向上させる事で昇華させる「ジェラシー型」
他人を叩き落とす「エンヴィー型」があるのだと言う。
私の住む県の県民性は後者の「エンヴィー型」であると思える。全ての人が自己を向上させて昇華させる「ジェラシー型」であれば世の中の全てが丸く収まる物だと思う。
奴隷道徳の構造 ★★★☆☆
恐らく・・・・妬みとは社会システムが要請する感情です。
非常に虚数的です。これがなければ社会システムが成り立ちません。
もし人間にとって不要な感情ならば長い歴史の中で淘汰されてるはずです。
でも現在までこうして残存している。これは非常に興味深い事実です。
階層構造を意識化、相対化することによってこの手の感情は惹起させられます。
相対化は自意識とコインの裏表です。自分を意識すればするほど自分の位置が気になります。ここでポイントなのは位置であって、差異ではないということ。つまり階層構造ができあがってしまうことです。これはなぜかは私には分かりません。ただの違いが階層とリンクしてしまうのはなぜでしょうか。ここには恐らく上下の方向が絡んでいます。人間はついつい上下のメタファーをあらゆる場に持ち込んでしまう。左右のメタファはただの違いですが、上下には良い悪いといった正/負の二文法と結びつく。一般に人は下には思われたくない思いたくないですから、苦しいのです。しかしここで問題になるのが苦しいという感情が先か、言語が先か、ということです。
話題の広がりをあまり感じなかった ★★★☆☆
この書籍は、いわゆる嫉妬というものがエンビー型とジェラシー型に
大別できるとしたうえで、今の世の中の様々な事象をエンビー型と
ジェラシー型になぞらえ、解説した書籍になります。

例えばテレビや雑誌見ているときや、社会生活を営んでいる上で感じる「違和感」が
嫉妬というカテゴリーに当てはめることですっと納得できる部分が多々ありました。
単なる批判に終わっていないところが著者のすばらしいところだと思います。

人間の自己防衛本能が与えられた環境によってどのように
アウトプットされるのか、というメカニズムが理解できた気がします。
同時に、カテゴライズの仕方が非常に単純明瞭で理解しやすい内容だったため、
250ページ程度のほとんどが「事象をカテゴライズするとこうなる」
というような例示→解説というところでとどまっている感じがしました。

もう一歩踏み込むことでかなりの良書になった気がするため、
非常に残念に感じています。