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渋沢栄一『論語と算盤』が教える人生繁栄の道

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 致知出版社
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成功は残り粕 ★★★★☆
澁澤榮一は明治維新後の近代日本の実業界を作り上げる心柱になった人物と
言われていますが、その業績を正しく理解している人は案外少ないのかも知れません。
斯く言う私自身も澁澤の名前を知っていたのと明治の経済界の大立者ぐらいにしか
思っていませんでした。
澁澤榮一は商売の中に論語による道徳を持ち込み、また武士道のような日本人の精神を
重んじた人なのです。「論語と算盤」はまさに現代の金融工学などを駆使し、金銭のみ
を追い求める一部の道徳に欠けた人たちの考え方に一石を投じるものでしょう。

やはり、より本質的な人間の根本的道徳、価値観に立ち返る時期に来ているように思えて
なりません。「成功してもそれほど喜ぶことでもない。むしろ、成功そのものは残り粕
のようなものである。」という謙虚な気持ちに人生を達観した澁澤榮一の姿を見た気が
します。
勉強の入り口になる ★★★★☆
論語を勉強しようと思って出会った本です。渋沢栄一、論語ともに更に知りたくなる入り口の書籍としては良い部類に入ると思う。ただ渋沢栄一の業績が論語と算盤だけでしか語られないところに物足りなさや違和感がある。坂本龍馬よりも渋沢栄一と思うが、歴史上の人物は業績よりも死に様によって人気・不人気が出てしまう日本では致し方なしか・・・
渡部昇一氏の本。 ★★★★☆
渋沢栄一氏の論語と算盤から、渡部昇一氏が現代における各種の問題をどう捉えて考えるか、という切り口の本。

当然のことながら、孔子論語の引用が随所に現れ、最近はエッセイ風の軽い文体に慣れてしまっている自分は、ほどよいストレスを感じながら読むこととなった。

いずれにしても、学びと気付きが大きな一冊であるが、いくぶん字が大きくて、文字が追いにくく、少々読みにくい印象をうけた。
一言一言がずしりと心に響く素晴らしい本でした。 ★★★★★
【一言】
渋沢:論語=道徳、算盤=経済
自分(石川):論語=人格、算盤=能力
       信頼=人格+能力
       仕事は信頼感を得られる事で、うまくいく!!

なんどか書店で見ていましたが、
深く読んでみたいと思い購入しました。
この本を購入する前に買った本の中にも多数
この本を薦めていたので我慢しきれず買いました。

*********【ビジネス本コンシェルジュ・石川の視点】***********
■直系子孫
日本で万葉集作成者の直系の子は今の日本人だが、
孔子などの時代の周の人達は今の中国人の直系祖先ではありません。
ギリシャ文学・哲学のソクラテス時代のギリシャは、
今のギリシャ人の直系祖先ではありません。
なかなか気づかない視点なので、驚きです。

この錯覚をうまく利用される場合もあるので注意が必要との事です。

孔子讃える=中国礼賛ではない

■徳川家康遺訓
論語が元になっているとの事です。
それにしてもこんな昔から、今の本の中で言われている事が
言われていたと考えるだけで、気づける人は素晴らしいと思いました。
・人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし
・己れを責めて人を責むるな
・己れ立たんと欲して人を立て、己れ達せんと欲して人を達す
・怒りは敵と思え

■争いを避ける必要はないが、あえて待つ事も必要
争って人とぶつかることで、自分が気づかなかった事に気づき、
成長できるので安易に避ける必要はありません。
しかし、一人の力で到底動かせないものもあるのです。
その場合、事を急がず、形勢を動かす事ができない事を知るべきである
との事です。
自分一人でどうしようもないと思えるときは、
待ってみたり、待っている時間に考える時間を作り、
急がば回れ精神でいく事も重要なのです。

■叱る
感情的になり怒るのは論外です。
教育的な目的を持って叱るべきです。
この目的を叱られた人へしっかりと伝え、理解してもらわなければ
ただ怒っているだけになります。

■人為的逆境に対しては、自己反省しかない
目に見えない力によって引き起こされる事は
試練と思い耐えるしかありませんが、
自分が原因で発生した逆境については、
自己反省しないと先に進めません。
9割近くの人は、会社や環境、他人をその原因にしたくなります。
自己防衛本能なので仕方ないと思いますが、
その思いを無意識に叩き込み、即座に直感的に
「自分が原因、どうしたら解決するか」
を考えられるようにするのが大事なのです。

■逆境、失敗は成功したときのネタになる
最初からお金もあって、スキルもあって
成功すべき物が揃っていて、成功したと言う人はきいた事がありませんし、
そんな話を聞いても、感動させしません。
失敗した経験、苦しい状況、せっぱつまりどうしようもなく一生懸命頑張った
姿や話に感動するものです。
成功したときに人へ話す際、この逆境は話のネタになります。
セミナーで話す際にも絶好のネタになりますし、感動してもらい
共感してもらい、自分自身楽しくなります。

私も今の苦しい状況、大変な職場をうまくこなし、
結果をだし、自分ブランドを確立できるよう頑張っていきます。

■日々日常の勉強の積み重ねの上に事は成るのだ
日々勉強しているサラリーマンは1割いないと思います。
独立している人、社長はほとんどが勉強を当たり前のように
やっていると思います。
私がお会いする社長は、ほとんど当たり前のように勉強しているように
見えました。お話していてもすぐにわかります。
どの会社でも有能な人をほしがっており、
有能でかつ有能であるように見せている人は、世間はほうっておかないのです。

■つまらない仕事
つまらない仕事など一つもありません。
しかし、経験のない人に思い仕事を預ける人はいません。
自分が仕事を与える場面を考えれば当たり前だと思います。
豊臣秀吉のような大物でも、最初はかの有名な話ですが、
草履取りのようなつまらない仕事からスタートしたのです。

上司という発注元から自分につまらない仕事(雑務)を命じるからには、
それなりの理由があるはずです。
理由は上司に任せ、命じられた仕事を一生懸命行っていく事が大事との事です。
小さな仕事が満足にできなければ、決して大きな仕事を任される事はありません。

そういう意味で、
仕事の報酬は仕事なのです。
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一言一言がずしりと心に響く素晴らしい本でした。

石川洋明@1日3冊!ビジネス書
http://businesscallcenter.seesaa.net/
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4213833
資本主義の良心 ★★★★☆
世界同時不況が叫ばれ、あのトヨタでさえ大きな赤字を出している。何かが狂ってきたのだ。もともと「論語と算盤」の精神でスタートした日本の資本主義が、アメリカ発の強欲資本主義に完全に侵されてしまった。今こそ、本書を読むべきであろう。