レシピと、そのズボラレシピが出来るまでが
書かれていて面白い。

まず、肉豆腐を作ってみました。
豆腐の水切りも必要ないし、
だしも、とらなくていいのに、おいしかった。感動。

また、おひたしシリーズは、よかったです。
いくらブロッコリーの栄養価が高いと言っても
茹でたら、低くなっちゃうんじゃないのー？
と疑問を感じていたので、この蒸し焼きには感動。
これなら、無駄なく栄養を吸収できるかな、と満足です。

これは、他の料理本と違って、料理をしながら
実験しているようで、わくわくしてしまいます。

著者の数多いレシピ本の中でも、もっとも価値ある一冊だと思います。
豚の角煮やホワイトシチュー、ハヤシライス、酢豚等、タイトル通り「定番料理」が紹介されていますが、作り方は超・独創的。著者のテーマである“ズボラ”の本領発揮といった感じです。

この本の優れた点は、市販の合わせ調味料を一切使っていないのに、それを使うよりもおいしい料理ができること。また、油で揚げたり、だしをとる作業がいらないこと。これは料理のハードルをぐっと下げてくれる気がします。

私がこの本を手にし、一番初めに作ったのが酢豚でした。ポークピカタをフレッシュトマトで作った甘酢で合わせるレシピなのですが、あまりのおいしさに、それから毎週1回“酢豚の日”を設けてしまったほどです。

他の方もおっしゃっていますが、料理の楽しさを再認識させてくれるレシピ集です。

レシピももちろん簡単なのですが、味もおいしく出来ました。
時間だけではなく、ガス代も節約になります。
本で紹介されているレシピを元に、他の料理にも応用できる技が満載です。

このシリーズ3冊全て持っていますが
私はこの本が一番好きです、というかこの本から一番作ります。
豚の角煮は、本当に短い時間で出来るし、かなりオススメですね。
一度作ってみる価値、本当にあります。
あまり肉を食べない私の母も『おいしい』とパクパク食べてました。
『ナポリタン』は、麺をいきなりトマトジュースでゆでる?のですが

これがとってもいい味になりビックリ。
同じ方法でカルボナーラも出来るようなので、今度試したいと思ってます。
『ハヤシライス』も大人気。
子供もおいしいおいしいと食べてくれます。
出来るだけ簡単に、おいしくて皆が幸せになれる料理っていいですよね。
これからもまた素敵なレシピの本を出版されるのを楽しみにしています。

ほんとにこんなお手軽な方法で、おいしくできるのかなと半信半疑ながら、まるで理科の実験のように、わくわくしながら作ってみました。スパゲティで作る『長崎ちゃんぽん』、う～んいけるじゃん。『ハンバーグ』はパン粉をいれずに麩をいれるのかあ、おお、おいしい！料理に自信がついてきました。まだ全部作ってはいないのですが、今夜は高野豆腐でつくる『揚げだし豆腐』を作ってみました。う、ちょっとこれは・・・やっぱり中身は高野豆腐のポソポソした感じがして私の口には合いませんでした。でもこの方の料理本は、子供のように、わくわく作る楽しさを思い出させてくれます。