「chill out」と題したコンピがレコード店に並び始めると、夏が来たと感じる音楽ファンも多いのではないだろうか。しかし数ある「chill out」コンピで「Cafe Del mar」シリーズに勝るものはない。ダンスシーンにおけるバレアリック・スタイルの元祖でもあり、その絶妙な選曲で今も定番のシリーズだ。スローなビートと優美なギター、哀愁を帯びたフルートと豊かなストリングスの音色がからみ合い、まるでイビザでくつろいでいるかのようだ。シリーズ第8弾の今作はまたもやや趣向を変え、1日の仕事を終えた後に香りの良い泡風呂に浸かっているようなムード。そんなリラックスしたサウンドを届けてくれるのはゴールドフラップ(「Utopia」)、ダイド(「Worthless」)、アフターライフ(「Sunrise」)、イルミネーション(「Cookie river」)、ベン・オノーノ(「Tattouage Blue」)、ディグビー・ジョーンズ(「Pina colada」)、そしてスクリプチャー(「Apache」)。『Cafe Del Mar』シリーズの期待を裏切らない、夏にリラックスするにはもってこいの1枚だ。(Paul Sullivan, Amazon.co.uk)
悪くはないが…
★★★☆☆
このシリーズのVol.6までをコンパイルしていたJose Padillaの選曲にはあと一歩と言わず2~3歩及ばない。単に耳当たりの良いリラクゼーションCDになってしまっている。aromabar,a man called Adam,a new funky generationといったCafe Del Marの常連が姿を消しているのも残念。世代交代なのだろうか。とは言え、このアルバムが駄作というわけではなく、全体の流れを見るとまあまあという印象を受ける。
耳に心に心地良い
★★★★★
1曲目がイントロにすごくふさわしいと思った。ほんとに、ジャケットの写真のように海にひたひた、とぷん、と潜ったりしてる感じなイメージが浮かんでくるようだった。しかも、碧くてちょっぴり冷たい水の中。2曲目もピアノとストリングがメインでなんか抽象的でも環境的空間が綺麗にうめられてる。あのダイド(DIDO)のアルバム外の曲も入ってるので好きな人はいいかも。ほかの曲もとても綺麗です。ちょっとハウス的ノリなものもあったり、ダンス的なものもあったり。8曲目のTatoage Bleuという曲は切なくフランス語で、なんか伝わってくる「気持ち」みたいなのがあって、私は好き。このアルバムをひとことで言うなら、やっぱ、「綺麗」って感じでしょうか。聴いてて心地良いので、損はないと思います。
南国の冷たい水の海に浸る
★★★★★
1曲目がイントロにすごくふさわしいと思った。ほんとに、ジャケットの写真のように海にひたひた、とぷん、と潜ったりしてる感じなイメージが浮かんでくるようだった。しかも、碧くてちょっぴり冷たい水の中。2曲目もピアノとストリングがメインでなんか抽象的でも環境的空間が綺麗にうめられてる。あのダイド(DIDO)のアルバム外の曲も入ってるので好きな人はいいかも。ほかの曲もとても綺麗です。ちょっとハウス的ノリなものもあったり、ダンス的なものもあったり。8曲目のTatoage Bleuという曲は切なくフランス語で、なんか伝わってくる「気持ち」みたいなのがあって、私は好き。このアルバムをひとことで言うなら、やっぱ、「綺麗」って感じでしょうか。聴いてて心地良いので、損はないと思います。