いろいろ正反対のりんご姉登場。。。
★★★★★
「前の巻はおっぱい最強で、この巻は全裸とパンチラ祭り」と作者。。。
最初は、とある生徒のシンデレラストーリーですが、乙姫さん大活躍。。。
自分を美しく・魅せるテクニックには思わず圧巻されました、、、。
現実に使われたら、男性陣はコロッと落ちますね、、、。
次は、数十年計画のパンチラ大作戦。。。
ダメな方向にまっしぐらな男共の熱き戦いのお話です。
呆れるくらいにダメな方向へ伸びるジャックと豆の樹です。。。
最後は、りんごさんの家庭の話。
タイトルにもなっている、りんご姉こと白雪さん登場。
(以前、美少女コンテストで一位のお方です。)
両者のすれ違いを解決するため、オオカミさんと亮士くんが頑張ります。
(りんごさんのあの性格は過去の教育のせいで、、、)
現実では重くなりそうな家庭の話も、読んだ後に心地よさが残るように描かれています。
全体的にオオカミさんのツンよりデレが多く、
思わずニヤニヤしてしまうシーンが多いこの巻でした。。。 By月
ぜひアニメ化を
★★★★☆
文章に癖があるので好みが分かれるかもしれない。
だが、キャラクターの個性がしっかり描かれており、おそらく一度読めば覚えてしまうだろう。
それぞれのキャラクターが二面性を持っているのが面白かった。
楽しめます
★★★★★
「おおかみさん夏休みの夕方にストリーキングと遭遇する」がいいです。
笑いあり、涙あり。
と書くと、お年寄りから子供まで楽しめるホームドラマと勘違いされそうです。
そんなまともなもんじゃありません。まともじゃない中に、しかしまとももあって、とても楽しいお話なのです。
まず、笑えるところ。
例えば、浦島さんが××の××××××を見ただけで当てる能力を披露して××××になるところ。
あるいは、おおかみさんが×に××て亮士くんに××××ところ。おおかみさんがめちゃくちゃかわいいです。
それから泣けるところ。
幼い頃から両親にネグレクトされて育った少女の話は、涙を誘われます。
感動するところ。
乙姫さんが女の道教育を行うところです。
「女の価値は、どうスカートの中を見せるかで決まるのでございます」
で始まるこの教育、いかがわしい話かと思いきや、いやとんでもない、直球も直球、沖田雅渾身の剛速球、きわめてまともな淑女論なのです。女性読者は、ここだけでも読んで損はありませんよ。
で、終わりは例によってさわやかです。
このさわやかな読後感は、著者の男気から来るものだと思います。
前巻のあとがきにこうあります。
・まともにヒットというのは避けたかった。野球をまじめにやってきた人の球を野球初心者が打つのはさすがにまずいと思ったので。
・がんばった女の子が幸せになれないようなリアリティなんざ犬にでも食わせてしまえ。
こんなところに著者の男気、やさしさを見ることができます。
沖田雅は信用できます。
決して、せちがらい現実以上のせちがらい物語で、読者の心を凍えさせることはないでしょう。
鼻の下をのばしつつ、えへらえへらを笑わせてくれ、ほんのひととき、つらい現実を忘れさせてくれる作家なのです。
毛皮が…
★★★★★
嘘の毛皮はがれすぎやろ!ってつっこみを入れたくなりました。
それくらいおおかみさんがかわいかったです。
てなわけで★5です。