Lisa Kleypasの作品では一番好き
★★★★★
何といってもSt. Vincentの正直さ、率直さが何とも言えず、読んでてもう赤面状態(///▽///)
今まで放蕩尽くして女性のことは何でも知っていると思っているヒーローが、
なぜこんなにEvie一人に惹かれるのか分からずに混乱している様が会話にあふれているのがなんとも素敵。
また、つらい過去を持つEvieがなぜこんなにSt. Vincentに思われるのか分からず、
戸惑っている様子が他作品の自信にあふれた主人公よりずっと胸に来るものがありました。
このWallflower Quartetシリーズの他のヒロインとはまったく違った雰囲気で、私は一番好きです。
この作品の前に“Then Came You”と“Dreaming of You”を読んでおくと、さらに楽しめると思います。
思いがけない面白さ
★★★★★
4人のWallflowersの中で、一番内気で目立たなかったEvie。しかもこれまで出番もあまりなかったせいか印象が薄く、正直言ってあまり期待していませんでしたが…
一番おとなしいはずのEvieが、一番大胆な行動に出て、一番彼女には手に負えなさそうなヒーローの心を掴んでいきます。ラストの彼女がSt.Vincentに言う言葉は、心に染み入るものでした。また彼もEvieに心から愛されて、乱れた過去を捨て去り、立派な男になっていきます。
思えば、ずっとおとなしいEvieだからこそ、変化が目に見えて分かるのかも。それにこういう人間こそ、いざとなると強いのかも知れません。4人の中で一番孤独で過酷な人生を歩んできたEvieは、誰に対しても優しいです。良い意味で、予想を裏切ってくれる作品です。
「Wallflower Quartet」第3話、Evangeline Jenner
★★★★★
「Wallflower Quartet」の中で一番恥ずかしがり屋のEvieと、前作「It Happened One Autumn」でヒロインを親友から誘拐するという暴挙にでた放蕩者St. VincentことSebastianが今回のヒロインとヒーロー。
死期を迎えつつある父親を看病するため、冷酷な親族のもとから逃れられるようEvieはSebastianに契約結婚を申し出ます。彼女が父親から相続する財産を彼に譲る代わりに、結婚初夜以降はベッドを共にしないという条件付きで。父である公爵のために経済的に危機に瀕しているSebastianはその申し出を受けることにしますが、それは彼にとって新しい人生と初めて真剣に人を愛するという試練の始まりとなることに・・。果たしてSebastianはEvieの愛を受け入れることができるのか?
「Wallflower Quartet」ではこの作品が今のところ一番のお気に入りとなりました。あらゆることをし尽くしてきたSebastianと、世間知らずのEvieの会話はとっても笑えました。でもなんといってもSebastianの魅力でしょう!Evieに対するさりげない優しさ、とっても素敵でした。また前作ではどうしようもない放蕩者だった彼が、どんどん男らしく自信に満ちた賭博場のオーナーになっていくところもとってもよかったです♪(作品中で「Dreaming of You」のDerekを思い出させるような記述がうれしかったなぁ)それに恥ずかしがり屋でおとなしいと思っていたEvieが、Sebastianを愛することで、大胆で情熱的な大人の女性になっていくところもよかったです。最後のほうで、過去を恥じて彼女の愛を受け入れるのを躊躇するSebastianに、一生懸命愛を告白するEvieの姿にもとっても感動しました。
Any fan of Lisa Kleypasshould not want to miss this book!!
★★★★★
I have been waiting for this book to come out since last year and every time it was postponed I felt like I took a hit to the gut. But now that it is out and that I have read it, I must say that it was worth the wait. The character of Evie was a good one. She is a shy girl who knows what she wants. Sebastian is the kind of rake that you dream about. There are however some parts of the book that I didnt like. For those of you who have read 'Prince of Dreams' by this same author, you know about the whole long dream sequence. In this book, there is a long period of time where one of the characters is indisposed. I hate moments like those because they take time away from the actual characters being able to interact with each other. Also, when I first heard of the book, I thought that Sebastian would be one hardest 'rakes' to tame because he is described as being the epitome of rakeishness. This however was not the case to me, and I have always found that the harder the chase the more the victory taste sweet. But besides these few things, which shouldnt keep you from reading the book, I would also recommend a great mystery/thriller/romance novel by Giorgio Kostantinos called-Quest--another not to miss read!