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The Cat Mummy

価格: ¥791
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Corgi
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その気持ちよくわかる ★★★★☆
Verityはかわいい女の子。彼女の母親は亡くなっていて
お父さんもおばあちゃんたちも、誰もお母さんの話を
してくれません。ねこのMabelだけがその心の内を聞いて
くれる存在でした。
しかしそのねこのMabelがいなくなり、後に死んでいるのを
発見します。
VerityはねこのMUMMYを作ることを決意します。
動物といえどもペットは家族同様のもの。Verityの気持ちが
すごくよくわかります。

イラストも多いので比較的、読みやすくできています。
大人が試される ★★★★☆
空港の売店であてずっぽうに買ったわりには正解でした。
子供が自分一人の頭で懸命に考えに考え抜いたあげく、とんでもない結論に至り、実行してしまうというのは誰にでも経験のあったことかと思います。主人公のVerityもそうなのですが、読みどころはそれに対して示した大人たちの反応だろうと思います。Verity以外に登場する人物は彼女の周囲の大人ばかりであり、彼らのVerityに対する気づかい、行動を読むにつけ、自分だったらどうするかと考えさせられます。今子供の人、大人だけど子供はいない人、子供を育てている人、それぞれの立場で楽しめる話だと思います。
考えさせられました ★★★★★
原題は『The Cat Mummy』。
ある日、死んだ母親が可愛がっていた飼い猫が老衰で死んでしまいます。
主人公は、母親がいない寂しさを父親や、同居している祖父母には言えず、
飼い猫に話していました。その母親代わりの愛猫との肉体的別れに主人公は耐え切れず、
ミイラにしてしまうということを思いつくのです。

題名のMummyは『ミイラ』と言う意味ですが、イギリス英語での『ママ』も掛けてあります。
この題名ひとつをとっても奥深い物語であり、児童文学の枠を越えています。
ぜひとも大人にこそ読んで家族のあり方、大人とはどう子どもと
接するべきなのかを感じてほしいと思います。

もうちょっと小さかったら・・・ ★★★☆☆
このお話は私がもうちょっと小さかったら楽しめたと思います。(私は中学生です)低学年くらいだったら。
この話の内容は、ある日メイベル(猫)が死んでしまいます。そして主人公は学校でミイラの事を学んだばかりだったのでメイベルをミイラにしてしまおうという話です。
よく分からない説明だったと思いますが、かわいい話です。

低学年の子には最適だと思います。

児童書と侮る無かれ ★★★★☆
最初は、MUMMYはお母さんの事だと、思っていましたが、ミイラの事でした。生きるものの死について書いてあるのですが、児童書でこんな事を題材にするのか?という感想を持ちました。
ただ、イラストに騙されました。結構単語は難しい。