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大学授業の病理―FD批判

価格: ¥1,329
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東信堂
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専門家に授業評価させるとは ★★★★☆
 本書で宇佐美氏は、さまざまな教育学者・教育関係者を批判している。その批判はとてもまっとうである。宇佐美氏には「要約」頭や聞こえだけはいいスローガンをこれからも批判し続けてほしい。
 ただ、教育学者・教育関係者を批判しておきながら、〈学生による授業評価〉に触れた章ではまとめとして次のように言っている。「教育の専門家である他の教師の意見を聞く機会を作る努力はされていない。」これは、どうしたことか。宇佐美氏は教育関係者がしばしばあてにならないと分かっているはずなのに、そんな彼らに授業の意見を言わせていいのだろうか。これでは、「教育の専門家」が意見を今以上に言う機会を作り、良い教員が無駄な労力を払うことになってしまう。
 宇佐美氏の提案を実行しても、いつまでたっても悪い授業が改善されず、学生にとって良い授業は生まれてこないだろう。
大学で片手間で教えている人 大学で教育で生き残っている人 ★★★★☆
~FD(faculty~~ development)がはやっている。日本では「FD」というと大学で教員が教育できるようにトレーニングすることを指している。
すでに大学で野心的な授業をやっている人は無視され、突然降ってわいたような「教育研究者」たちによって授業計画だの、GIOだのSBOだの、たくさんの呪文が教え込まれる。
「えー 教えるってこんなことなのか?」と疑問を感じながら、言われ~~たままに課題をこなす、教官たち。
でも、にわか「教育研究者」の授業は面白くないんだよね。そんな事情を知っていると、本当に自己矛盾、苦悩の連鎖が生まれているだけのような気がする。
もう欧米では、GIOなどの呪文は軽視されつつあるんだよ。そんなjargonを教え込むことから始めること自体が、学習者の学習意欲をそぐことにつながるので、敬遠されている~~んだよ。
そのあたりがわかっていると、とても楽しめる。
でも、そこが見えていないと、年寄りの「我が教育の回顧録」のように読まれてしまう。できるだけ、楽しめる人に読んで欲しい。~
ちょっと鼻につくが・・・ ★★★★☆
著者の主張は妥当であろう。よく大学の実体を把握していると思われる。とかく教育論は机上の空論であることが多いが、問題指摘だけではなく、具体的な対策・解決法を提案している。また、本書で挙げられている問題は大学以外のさまざまな教育機関で有効であると判断される。しかしながら、読者によっては、著者の自信に満ち満ちた発言に対して反感を持つものもいると思う。その辺を考慮して、星は4つ!