バーンアウト研究は田尾先生から久保先生にお任せとなった
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・両先生は前著書は共著であったが、本書より久保先生の単著となった。なにもケンカされた訳ではなく「禅譲」というべきであろう。
・さて久保先生は京都を起点に活躍されている。今は母校の京都大学に近い同志社大学に所属されている。
・本書は「バーンアウト」燃尽き症候群とでもいう現象の研究成果を表わした論文である。
・現代人には「他人事」では済まされない病気である。
・この本は自分が「医者」になったつもりで読むと理解できる。海外の研究者のデータを日本でも採取して、検証している。
・初学者向きではないが、日本でもバーンアウトの研究が地道に進んでいることを知るには「この1冊」しかない。