【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:くさか 里樹 著 出版社名:講談社 シリーズ名:イブニングKC 発行年月:2006年07月 関連キーワード:ヘルプマン 6 イブニング コミツクス KC ケ-シ- 41541-58 へるぷまん 6 いぶにんぐ こみつくす KC け-し- 41541-58、 コウダンシヤ 2253 こうだんしや 2253、 コウダンシヤ 2253 こうだんしや 2253
け
★★★★★
これも名作。
1冊読んで学びが確かにある。
理想と現実。介護行政の劣悪さ、矛盾を厳しく追及し、
ある意味では、介護ビジネスにかかわるすべての人が、何かしらの被害者だというような
タッチで、複雑な問題を構成している。
たしかに、介護は利潤が豊かにでるビジネスでは絶対にない。
介護保険をどのように、自分たちの会社にまわし、
従業員に分配するのか。これは経営者にとっては切実な問題だ。
きれいごとではすまされない。現実、福祉関係の仕事の給料が平均と比べ
かなり低いことが、その問題をあらわにしている。
需要は確かにあるにもかかわらず、福祉の現場の人が疲弊している現実。
希望を持て、夢を持て、やる気を持てといくら
働く人に訴えたところで、やはり「疲弊の現場」を改善する
具体的な手だてがなければいけないと痛感する。
今の自分の職場にもいえると思った。
この本は以上のようなテーマばかりを描いていない。もっと深みのあることも書かれている。
介護は決して暗いことばかりじゃない。
介護に従事する人も、いやいやでやっているばかりではない。
愛する人に尽くし、時より見せる介護者の笑顔に無上の喜びを感じる。
そうした、過酷な介護生活の中にも確かにある、希望の部分を
描き出していて、そこにぐっとくるものがあった。
ケアマネがプロフェッショナルな仕事をする為に
★★★★★
介護の現場で、矛盾を感じながらも、日々、戦っている方へ、お勧めの1冊です。1時間で読める。そして、頷けるマンガ。
今回のテーマは、ケアマネがプロフェッショナルな仕事をする為に、事業所から”独立しているか”という問題だ。実は、私たちの仕事も同じ課題を抱えている。弊社は、福祉サービス第三者評価機関の仕事をしている。おおもとは、厚生労働省の社会福祉援護局だ。第三者評価機関として認可される要件の1つは、(1)公平(2)公正に仕事が出来るかという点だ。ここが実は、おかしい。世界の標準から見れば、評価する会社、調査する会社に求められる第一は、INDEPENDENT”独立している”という点だ。つまり、金銭的に、人脈的に、必要以上のつながりがあれば、まともな、公平、公正な、判断断が出来るとは思えない。中学生が考えてもわかる論理だ。日本のお役所は、”独立している”という言葉が嫌いなようだ。全てのお役所が絡む仕事の関係者は、コントロールしやすいように、独立してもらっては困るのだろうか? これは、ケアマネだけの問題ではない。
今そこにある事
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「自分らしく生きたい!」
老後を支えるキーマンとして、
ケアマネージャー・神崎 仁は奮闘する。
本当に必要なケアとは何か?
あなたならどのように年をとりたいか?
現在の介護制度の問題とは何か?
そこに企業倫理はあるのか?
愛はあるのか?
介護の現実を知る!!
明日の、お年寄りの笑顔のために!
戦え!ヘルプマン!
じじぃ・ばばぁの世界は面白い!!
人の温かみがあるマンガです。
考えさせられます
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いずれ誰もが老いていく。
老いに関係なく、介護が必要となるときもある。
私の母も高齢であり、人ごとではないなと思っていた。
その母が昨年倒れ、要介護認定を受けていたが、今回の改正で予防給付になるとのこと。
介護事業を行う側の実情を少なからず明かされ、漠然とした不安が払拭されるが、次に訪れるのも不安と不満である。
年齢に関係なく、いや、若者にこそ読ませたいと思う。